鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

播磨王

2018-11-15 06:40:02 | 大工道具
卸さんが持って来られた中に小山金属さんの播磨王がありました。

自分たちが仕事をさせてもらってた頃の物です。

当時は多い時で5社で柄付けをさせてもらってました。



その中でも一番上手だった方の仕事です。





よく研がれて短くなっています。

上り竜の刻印(彫刻)があります。





当時、磨きの差す鑿でマチに彫金してある物もありました。ほとんど黒檀柄でしたが。


小山市さんの古鑿でも見た事があります。

龍の目を潰さないよう仕込むのに気を使った記憶があります。



ちょっと細工してグミを付けました。


こう言うタイプの物は舟弘さんと小山金属さんと小山市さんしか見た事がありませんね~。






銘切り彫刻で見たのは口金の龍があった錦龍でしたね。

三木では口金などに彫金される方はもう居られません。この頃は2人居られたそうです。

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