鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

精度を上げる

2017-02-20 06:57:45 | 大工道具
播州型は口金とマチに合わせ目を磨り合わせます。


マチの形を損なえない様に。


先週の仕事の段取りの一部です。









写真の上段左・真ん中(赤樫・グミ)が磨り合わせ。その他は播州型のイブシ合わせです。



イブシの合わせは1本1本向きを変えて置いてます。



鑿は作りなのでマチの太さはみんな違います。これを合わせている為です。組み合わせが変わると仕上がりが微妙に変わってしまいます。









良く合ってると思います。硬さ・木目すべて合わせますので神経の使い方が全然違います。




油を塗って仕上がりました。







仕上がり具合にやって来たことすべてが出ると思います。


これからもプロと言われる仕事とやって行きたいと思います。


手に取る方の笑顔が見たいので。