鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

グミと白樫芯持ち中叩き鑿

2017-02-09 07:01:40 | 大工道具
合わせの中叩き鑿が来ました。


柄の種類はグミと白樫芯で持ち形は播州型です。


今回は作業途中の写真は撮り忘れました。今までと同じですけど・・・。





桂の色付けもそうですが、口金の色付けの方が難しいです。


薄くて長さがあるので色むらが出来てしまします。むらが出来るとやり直しと言う作業が続きます。


昔からこの作業は母親と子供の仕事でした。


子供が居る時はたまに手伝ってもらいます。




鏝は薬で色付けするようです。うちらとは反対で厚みがあるから時間掛かるんでしょうね~。


うちに来られる鏝屋さんは「子供の頃ガスで色付けさせられ、むらになってよく怒られてた物や!」と言われてました。


鏝は厚みは違うので難しいんでしょうね~。










グミは何故か一度抜くと割れる。昔から柄屋さん同士の会話でした。


なので確実に一発でいかねばならない。気を使い時間もかかる所です。


今は三木の鑿が新潟に行ったり、新潟の鑿が三木に来たりで、たまに交流があります。


だいぶ前に三条の柄屋さんから電話がありました。「グミどうやって付けてるの?割れて割れて・・・」と。


コミが太けれはなおさらです。白樫芯持ちにもノウハウがありますが。






コメント
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