鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

ハプニング

2014-12-09 22:24:12 | 大工道具

播州三木の安平木工所の安平善孝と申します。


まんてこった。デジカメが壊れました。
液晶画面を謝って膝頭で圧迫してしまったのです。
案の定写りませんショック!!

先日まで色々撮影してました物を使用します。
SDカードは無事なのでやってみると「ドライブE:を使うにはフォーマットの必要があります。」???フォーマットするとデーター消えてしまう?げっ、不運続き。
まあ、何回か繰り返しやってみます。


特殊鑿のカネタケさんです。この鍛冶屋さんも別注が多く、製図が送られてきたりして一ツづつ作成されてます。以前の仕事でこんな写真がありました。



鑿のシルエットしか判りませんが製図そのままです。
と言う事でうちも頑張りました。




もう少し細部まで写せばよかったですね。また次回に。



氷鑿。こんな物もあります。



この鑿にこの柄を付けてと。



まず、口金加工します。
素性が悪ければごくまれにこんな事になってしまいます。



交換で再度柄を送ってきてもらいますが。





鑿の方向と柄の面を合わせます。
柄が加工してあるので手順は逆になりますが、綺麗にできました。


こんなのもあります。
四角マチに三角に加工した柄を付けます。
面の方向とマチの芯に入れなければいけません。





仕事を終えた後はこの仕事。
木積みです。

赤樫が入荷し、工場2Fへほうり上げて。



さん積みです。



柄屋は目に見えない作業が大変多いんですよ。
でも飯の種ですので・・・。