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大温室リニューアルの目玉は、英国庭園に多い「トピアリー」とよばれる立体的な花壇の設置です。温室内のこのトピアリーは、色とりどりの花が壷から流れ出すように仕上げられています。
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羽を拡げた孔雀を表現した花壇には、ペチュニアやロベリアなど4種の花約2500株が使われました。
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1987年(昭和62年)に小吹清掃工場のごみ焼却余熱利用施設として開園した水戸市植物公園は、2020年の清掃工場移転に伴い温室等の熱源確保と老朽化の補修、再整備を進めてきましたが、大温室の改修が終了し4月29日より展示が再開されました。
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正面入ってすぐの小池の畔はカツラ(桂)並木が続き、その先の建物が観賞大温室です。
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温室に入ると花の回廊、ブーゲンビレアが迎えてくれます。
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そういえばBougainvillea の日本語名はブーゲンビレア、ブーゲンビリアの2通りありますが、発音の仕方なのでどちらでもいいみたいですね。
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多肉植物、サボテン、蘭などの各コーナーは、それぞれ展示に趣向を凝らしています。
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砂漠を思わせるサボテンコーナーでは、大きなキンシャチ(金鯱)が目を惹きます。
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蘭コーナーの壁面に植えられた一角は、立体的な視覚でより艶やかに見えました。
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滝のあるテラスガーデンに咲く巨大なネギ坊主のような花は、アリアム・グロ-ブマスターというそうです。
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この季節の屋上通路は、緑に包まれて、背の高いユリの木の花も手に取るように見えました。
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ラクウショウ(落羽松)に囲まれたひょうたん池、奥にはコウホネ(河骨)の黄色い花が見えます。
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日本最大規模の水戸藩の藩校弘道館には、医学館に付属する薬草園がありました。その所縁の薬草園には、天保12年開設当時の弘道館の屋根瓦が敷かれています。
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広い芝生広場はお弁当をひろげるのにぴったりです。
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中池にはハンノキ(榛の木)が水中から立ち上がり、並木をつくっています。葉から吸収した酸素を根に送る、皮層通気組織という機能を持つため水中でも生育できるそうです。
総面積80,000㎡、規模は小さくても自然をたっぷり残した園内は癒しのスポットで、何と言っても密を避けられることがいちばんのおすすめです。
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