土日は思い立って杭州に旅行に行ってきました。
上手くチケットも取れたので、今回は高速鉄道で上海から1時間足らずで到着。
到着は夕方だったので、整備された中山路をぶらぶら南下。
夕焼けに染まる杭州の町並み。
途中、夕食に立ち寄った高銀街のレストランで東坡肉を食し、
またぶらぶらと河坊街を散策。
覗き紙芝居屋。
宝飾店
そして、通りの終点の呉山広場前で踊る人々。
よい意味で観光地化された作り物の昔の中国の繁華街の上で、
目映いばかりの大きな月光が輝いていました。
〆に同行者が学生時代に足繁く通った、西湖近くのカフェバー「night&day」でビールと生ハム。
翌日は、西湖をスタバ前で借りた自転車で一周する事に。
ところが、同行者のペダルが外れ、急遽工具を探し歩く羽目に。
途中で最初にたどり着いたのが、杭州西湖風景名勝区行政サービスセンター。
国慶節休暇中なので、居残り職員が一人居ただけでしたが、モンキーレンチを探してきてくれ、自ら応急修理をしてくれました。
感謝しつつも、西湖の周回中に再びナットが緩み、たびたび指で
締め直しつつ、レンタルした自転車屋まで500mといったところで、自転車を修理しているおっちゃんを発見。
その工具を貸して!と言い、三角レンチを廻し始めたとたん。
おっちゃんが、
「あんたら何人かい?」
同行者が、
「日本人ですが、何か?」
とたんに、おっちゃんに’
「日本人には貸せん!」
と言われレンチをひったくられたので、
私は、
「何でじゃ!(ウィシェマー!)」と言うと、
おっちゃんは、
「日本人にはだめじゃ。」と固い表情で言います。
思わず「ケチ!(実際にはシャオチー!小気!)」と言ってしまいました。
今年初めての直接反日感情をぶつけられた瞬間でした。
まぁ、直ぐに同行者を引っ張ってその場を離れたのですが、気分が悪いので、昼食後はそのまま杭洲駅へ。
予定より早い新幹線和階号で上海に戻って来ました。
上海は中国でも特別な都市なのですね。田舎はまだまだ煽られっ放しな様子です。
中国、人には其々の対日感情が渦巻いています。
10日から瀋陽撮影所ですが、不安だなぁ。