上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

花火を楽しむ

2010年02月14日 | 生活
初めて上海で春節を過ごすと、大騒ぎをする中国の正月に面食らう日本人も多い様ですが、私は最初から楽しくて仕方ありませんでした。

11時過ぎに用意した分の大半を撃ち尽くしてしまい、自宅前の屋台に残っていた大型25連発を230元に交渉して購入。店から10mほど離れた所まで抱えて運び火をつけました。
するとさっきまで値切りで厳しい顔をしていた店の若者が急に笑顔になり、美麗 ピャオリャン!!(綺麗だ!)と嬉しそうに大声を上げます。
つられて傍に居た4、5歳ぐらいの二人の男の子達も大喜びしています。
彼らと一緒に花火が打ち終わるまで楽しみ、部屋に戻ろうとすると警備のおっちゃんが、私を呼びとめ斜め上に掛かっていた電線を指差し、ぶつかったらどうするんだ、だめじゃないかと咎めました。
とっさに不好意思 プーハオイースゥ(すいません)と謝りましたが、顔を見るとおっちゃんの目が笑っています。
灰を片付けるの大変じゃないかと言いつつも、直ぐに笑顔で「新年好」と言って手を振ってくれました。
子供達も手を振ってくれています。
みんな私の打ち上げた花火を楽しんでくれた様です。

こんな人情に溢れている上海が好きです。

上海、今年も宜しく。

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