上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

つらつらと、昔の映画が懐かしくなる時も

2010年02月05日 | 趣味
寒空に舗装が剥がれた悪路の上海で革ジャンを着込んで電動バイクを駆っていると、何故か昔の映画を思い出す。
今朝思い出したのは1987年の映画、「恋しくて」。
真のヒロインを演じたのはデビューしたばかりのメアリー・スチュアート・マスターソン。
ショートカットでボーイッシュ。実は私より1つ年下の彼女にスクリーン越しに一発でノックダウンされてしまった。
メアリー・スチュアート・マスターソンに惚れた当時を思い出していたら、ついでにあるエピソードを思い出した。

ワッツ(役名)最高!と学校の第二スタジオで機材整備中に言っていたら、隣にいた藤本(仇名は「ブルース」)にワッツは俺んだ!と言われたのを思い出した。
(確かに当時の私は既に入籍していたから中山や村田に鼻で笑われた。真道君や柳屋は、まだまだお子チャマのチェリーボーイだった。)
その時の「ブルース」といえば、ブルーススプリングスティーンが好きで、いつもジーンズだった。
といっても当時の映画学校生はTシャツGジャンGパンウェストバッグにスニーカーが制服の様なものだったので、「ブルース」がとりたてて特別な格好だった訳では無いが。
録音ゼミの連中は、いつも気のいい仲間達だった。

最高の仲間達との共同作業を思い出すと活力が沸いてくる。
今の自分があるのは師匠達の薫陶のみならず、彼等仲間達と過した時間の御蔭でもある。
最高の仲間と活きた時間を精一杯全力で過すと、最高の仕事を成し遂げる奇跡の瞬間は確かに訪れる。
あの感触を覚えている限り、今後も道を過つ事は無いだろう。

今日は映画を思い出しつつ、仲間達を思い出して元気が沸いてきた。