キキ便り

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息子のティーチング2日目

2019-01-30 21:39:23 | 自閉症アメリカ教育事情

自閉症の息子のティーチング、2日目の報告。

受講者が半分に減ってしまったそうで、かなり落ち込んでいたが、あまり自分を責めない方がいい、忙しくなって予定が合わない、とかいろいろな理由があるから、と助言。

しかし前回よりは、少しうまくいったようで、質問などの手も上がったらしい。うまく説明できなかった、とは言っていたが、これも慣れだと思う。

それにしても、ここ数日、事前準備にものすごく時間をかけたらしく(授業の問題づくりやプリント作成)、自分の宿題をする暇もないと息子はこぼす。完璧主義や思い込みのある息子にとっては、うまく手を抜くことが難しく、おそらくそれ程優先度の高くないことに、手間暇をかけているのだと想像する。そういう無理はやめた方がいいよ、と伝えても、親の言うことはなかなか聞いてくれない。息子を見ていて、自閉症者にとって、「効率よく働く」というのはなかなか難しい課題だと思う。

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しかしこれは、自閉症者だけの問題ではないのかもしれない。今日友達と話していると、彼女のご主人、大学の法学部の教授は今学期から新しく教える授業のために、ゴハンを食べる程もない程、毎日準備に時間をかけているらしい。普通テニアーの教授ならば、それ程授業に力を入れなくてもと部外者の私などは思ってしまうが、本人の情熱とコミットメントが、そのさせるのかもしれない。がんばり過ぎることも、本人の成長にとっては必要なのかもしれない。

困難を糧にして、いろいろなことを学んでほしい、と親は祈る気持ち。

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