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息子の評価ミーティング

2020-03-08 03:43:26 | 自閉症アメリカ教育事情

息子が大手会社に就職して9カ月。

毎朝、遅刻したりしていた時もあったようだが、仕事はやりがいがあるらしい。

自閉症ゆえに周りとコミュニケーションがうまく取れていないのではないかと心配していたが、たまに同僚とスポーツ観戦、飲みに行ったりしているので、それなりに受け入れてもらっている様子が伝わってくる。

今週は、初めての評価ミーティングがあった。

上司からは、4段階の評価のうち、上から2番目, Exceptional(非常に優れた)をもらったらしい。詳しい内容は聞いていないが、年給がアップし、ボーナスも出たらしい。

その報告を聞いて、夫が涙ぐんでいた。

特別支援のプレスクールに通い、5歳でまだオムツをし、小学校では補助の先生がつき、IEP(個別教育計画)により教育を支援してもらっていた息子。

就職したばかりの頃は、家に帰宅するとストレス解消のために、X-boxでゲームばかりしていた息子。最近では、夜はコンピュータープログラミングを自学。MITの無料のオンライン講座を受講しているらしく、空き時間を見つけては、宿題をしたり、ビデオ・ミニレクチャーを聞いている様子。

『ニッチ」(自分の適所)を見つけたということなのだろうか。

エンジニアとして採用してもらったが、新しい興味と技能の取得が仕事にも生かせればと願っている。


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