キキ便り

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英才児教育プログラム始まる

2010-11-12 06:11:50 | アメリカ中学校事情
娘のGifted Programのクラスが11月より始まった。本当なら8月から始まったところだが、先生が7月に出産したばかりだったので、産休と共にプログラムもお休みだったらしい。

この学区の場合は、週に1度、放課後3時から5時まで、対象の子どもたちがそのクラスに集まって特別授業を受ける。

Gifted Programにもいろいろ種類があるらしく(また今度詳しいことをブログに書く予定)だが、この学区では子どもの社会性や感情の発達を考えて、普通授業の妨げにならないように、課外授業として位置づけされているらしい。

選抜条件も、ワシントン州の殆どの学区は、知能テストや標準テストが95%タイル以上という規定されているらしいが、この学区は98%タイル。しかも算数と国語の両方かつ知能テストの成績が98%タイルないと条件に満たない。

先生の話によると、この学区は大学町ということで非常に生徒全体の学力レベルが高いので、もし95%とをボーダーラインすると、半分近くの生徒がGifted Programの対象になる可能性があるとか。

最初の授業では、民主党と共和党に分かれて、ディベイトしたらしい。しかも自分の応援する党派と反対の立場に立って、主張しなければならなかったらしい。Perspective Taking(ものごと違った側面から理解する能力)の訓練と考えてもいいのかもしれない。

今度引越しした地域では、どんなGifted Programが用意されているのだろうか。


コメント (2)
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