キキ便り

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最後のジャズ演奏会で成長した姿を見せてくれた息子

2010-05-22 13:59:00 | 自閉症アメリカ教育事情
昨晩は、息子の中学のジャズバンドの学年最後のコンサート。場内は、生徒の家族などを中心にお客さん300人くらいはいたに違いない。

特別ゲストのジャズ奏者を迎えての演奏だったが、練習の成果あって、息のあった演奏に観客は声援を送り続ける。

驚いたのは、一番端っこに座っていた息子が先頭になって、舞台から降りて、場内の観客席を回りながら演奏し、また舞台に戻ったこと。入場も退場も先頭という大きな役目を仰せ使ったらしいが、顧問の先生の合図に全身の注意を向けながら、そつなくこなした息子の様子に驚いてしまった。

あとで聞いてみたら、事前にリハーサルで何度か練習したらしい。自閉症の息子はいつも人の後につきながら、間違えなくやろうとガンバルことが多かったが、こうやって皆の先頭に立ってソツなくやりとげるなんて、その成長した姿に感動した私だった。また非常に内気な息子にそれができると信頼してくれた顧問の先生もすごい人だと改めて尊敬。

(おまけ)写真は、帰宅した息子を迎える犬のシェークスピア。息子のベストフレンドらしい。
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