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キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

自閉症児の反抗期とストレス

2011-04-23 14:18:39 | 自閉症アメリカ教育事情

以前紹介した自閉症の息子の反抗期&うつ傾向。ますますひどくなってくる。http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=6c47bed439edb0e64281099d733bdcf5

毎晩、遅くまで宿題が終わらない息子との口げんかが続き、私の方は心身ともども憔悴しきって、昨日はとうとう熱を出し寝込んでしまった。

コンピューターばかりして宿題をやらないだけでなく、自閉症独自の思い込みの強さが、洋服へのこだわりとなり、朝から晩まで、持ち服に文句を言い続ける毎日。ブランドもの以外の服は、死ぬほど嫌がって着ないので、朝から戦争だ。ボクの服はダサいから、皆に嫌われる、後ろで陰口をたたかれると思い込んでいるようで、親の私たちが何を言おうが聞く耳を持たない。 

さらに、半分日本人であることに非常に劣等感を持ち、髪を金髪に染めたい、肌を白くしたい、自分は醜いから皆から嫌われるのだといいはる。日本人であることを誇りに思う娘と正反対で、息子は悲しながら白人至上主義。親がどのような教育をしても、限度があるのを感じる。

友達がいない、人とどう話をしたら分からない、という悩みは何よりも大きいらしい。「ボクはユーモアがないからだ」「話術がないんだ」という息子に、夫は「まず聞き役に回って、皆の話を聞くだけでもいいんじゃないか」と伝えるが、息子の思い込みは固い。

悩みの挙句、「キャンパスで大量殺人を犯した生徒に共通しているのは何かボクは知っているんだ」という。

「皆、Shy(内気)なんだ」

冷静に息子と対応できずにいる私とは違って、夫は極めて辛抱強く息子の話を聞こうとするだけ、ありがたい。先週からカウンセラーを探し、いろいろ電話で問い合わせてみたが、なかなか私たちの保険でカバーできる人は見つからなかった。しかし、月曜日には本腰を入れて、カウンセラーを探そうと決める。

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第二反抗期と自閉症

2011-04-10 18:07:10 | 自閉症アメリカ教育事情

高機能自閉症の息子との口ゲンカが最近、ますます増えてくる。

思春期という年齢もあるのだろうか、自立に向けて親に抑制されず自分の思い通りにしたいという気持ちと、ルールはしっかり守らせたいという私たちとの間にいざこざが耐えない。

ケンカの90%の理由は、宿題をどんどん先延ばしにし、夜9時頃になってやっとパニックになり、周囲にあたりちらすという行動。そして終わらないものだから、朝5時半起きし(声が大きいので、本人だけでなく家族の皆も仕方なく起きてしまう)、登校ぎりぎりまで宿題をするというさま。夜12時頃に就寝する私は、息子のおかげで睡眠もなかなかとれず、鬼のように怒り散らすという情けない姿だ。

宿題の最大の敵はインターネット。Net Nannyなどのフィルターで何度もブロックしても、息子はコンピュータにかけては天才的な勘があるらしく、抜け道をみつけ、気がついたらYoutubeでビデオを見たり、いろいろなサイトをクリックしている様子。

自閉症児にとって、コンピューターは麻薬中毒みたいなものだ、と自閉症のワークショップで5年前に聞いたが全くその通り。しかし息子の学校の宿題はインターネットを使うものも多いので、全くブロックするのは難しい。

自閉症の特質なのか、あるテーマに興味を持つとそれに関連した動画やサイトをどんどん探してくる。「竜巻」「世界一早いジェットコースター」くらいならまだかわいいものだが、「窒息の仕方」「自販機からお金を盗む方法」など、それ以外にも信じられないようなサイトにアクセスしているようだ。知らない方が幸せなこともあるだろうが、やはりそうはいかない。

夫や私とのケンカがエスカレートしてくると、最近は暴力的な行為や精神的にもろい面がめだつようになった。今日は心配になって、家のナイフを全てガレージに隠した。「うつ」とまではいかないが、やはり専門家に相談しなければと思う。ちょっとしたことが引き金になって、だんだん悪い方向に思考が偏っていくのが目に見えるようによく分かる。

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息子が小学校低学年頃、言動を親が注意したり、自分の思い通りにならない時には「死んでやる」といって、動いている車から飛び降りるような真似をすることがあった。それ以外にも、家出の真似事、自殺という言葉を口にしたりして、その時は心配でたまらずカウンセラーにつれていった。年齢とともにそういう言葉を口にする(脅して、相手の気をひく。自分の怒りを表現する)ことはなくなった。しかし思春期に入り、精神的にも不安になってきているのだろうか。今となっては体も大きいので、私も一人で対処するのには不安が残る。

自分探しのこの時期は、いろいろな感情が複雑に心の中を渦巻き、自分ではとても処理できないという状態なのだろうか。親の私たちも何もできない。第三者の介入が必要だ。

 

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娘のその後のいじめと息子の高校進学先

2011-03-25 12:59:30 | 自閉症アメリカ教育事情

いじめで悩んでいた娘だったが、春休み明けから、誰ともなくクラスの友達が昼食の時に一緒に座ってくれるようになったらしい。 

あいかわらずカウンセラーの先生の対応はどうしても理解できないが、娘は学校内でなるべくカウンセラーの先生に会わないようにびくびくしながら過ごしているらしい。逃げ回っているといった方が正解かもしれない。

私も数人の人に愚痴をこぼしたおかげですっきりさせてもらった。娘には、こういう経験を積み上げていくことで逞しく成長してくれることを祈るしかない。

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息子に特別高校プログラムを受験させることにした。

Academy of Science and Technologyという名称で、学区の中で少数編成されている科学やテクノロジーに重点を置いた英才プログラムらしい。

そんなに際立てた能力があるわけではないが、興味に偏りがあり、コミュニケーションが苦手な自閉症という息子の特徴を考えると、「興味あるテーマについて徹底的に学ぶ」「同じような興味を持つクラスメートと毎日顔を突き合わせながら協同的に学ぶ」という2点は理想的だ。

提出資料は、中学の成績、標準試験結果、本人の志望動機の手紙、学校の先生による推薦書〔過去2年に息子を受け持った先生)、そして親の手紙が必要らしい。子どもがこのプログラムによってどのような恩恵を受けると思うか、なぜ子どもがこの学校に適していると思うのか、合格した場合、親としてどのようにこのプログラムに貢献していきたいのかなどを含めることになっている。

以前、助成金申請の専門家に教えてもらったように、なるべく募集の中に書かれているキーワードを含めながらどうにか説得力のある手紙を書いたように思うが、息子の手紙がイマイチ弱い。

自分が将来何をしたいのか、どういうことが得意なのか、全然分かっていないのが原因らしい。中学生という年齢を考えれば、無理もないように思うが、どうにかお膳立てをして、書かせようと思う。

第一次審査で通ると面接〔子どものみ)があるらしい。会話のキャッチボールが苦手な息子は、答えにくい質問はいつも「I don't know」と答えることにしているが、もし面接の機会が与えられたら、諦めずにちゃんと答えなさいと言っておこう。

息子の504のミーティングの時に、息子を受験させようと思うということを中学に伝えると、みな喜んで応援してくださったが、科学の先生は、「優秀な子でもどんどん落ちているみたいですから、万が一入れなくてもがっかりしないでくださいね。この高校〔皆が行く高校)もとてもいい教育をしていますから」と一言言ってくださる。ありがたい。息子を通わせようと思っていた公立高校は、いわゆる大学予備校のような感じだ。もともと好印象を持っていたので、どちらに転んでも息子にとってはいい進学先になりそうだ。

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転校先での504 Accomodation ミーティング

2011-03-10 19:46:44 | 自閉症アメリカ教育事情

息子の転校先の中学校で、504 Accomodationのミーティングがあった。

前の学校のプランをそのまま受け入れるか、修正の必要があるか、それ以前に504の適応が本当に必要かどうなのかを一つずつ具体例に基づいて、話し合う。

今までのミーティングと違い、参加者メンバーが科学の先生、スクールカウンセラー、教頭先生プラス親の私たちと非常に少人数。息子を担当している先生それぞれに会えなかったのは残念だったが、教頭先生は事前に各教科の先生から詳しい情報を集めておいたらしく、その説明を聞きながら、息子の学校での様子が少し見えてくる。

家では反抗期真っ盛りの息子だが、学校では模範生らしい。コミュニケーション能力の欠如は、一生背負っていかなければならない課題だが、教頭先生は成績を見ながら、非常に褒めてくださる。

主な息子のAccomodationは次のとおり

  • 言葉のニュアンスで勘違いすることがあるので、宿題やプロジェクトなどは本人が理解できるよう気をつけながら説明する。
  • もし課題の提出日など変更する場合は、混乱するおそれがあるので、把握しているかどうか確認する。
  • 会話の時、目をそらす傾向があるので、視線を合わせるように仕向ける。
  • 会話が聞き取りにくい時は、ゆっくり大きな声で話すように伝える。
  • 社会性においてロールモデルと思われる生徒とペアを組ませる。
  • 必要に応じて、クラスで静かになれる場所で作業できるよう配慮する。
  • クラスメートと関わる時は、その子の名前を呼んだり、あいさつできるように仕向ける。
  • 字が汚くて読めない時にはゆっくり書くよう指導する。
  • 必要に応じては、ワープロを使うことを許可する。
  • 必要に応じて、試験の時間を延長する。
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自閉症児のトイレの悩み

2011-02-02 13:44:57 | 自閉症アメリカ教育事情
昼ごろ息子から電話がかかり、着替えを学校まで持ってくるよう頼まれる。

保健室にいるからということで、届けると、ズボンも下着もシャツも濡れ、「ランチの時に水がかかったんだよ」と説明する息子。

どうもそうじゃない様子と匂いから、「ちゃんとトイレに行かないとだめよ」と念を押すと

「ボク、もうクラスに戻りたくない、転校したい」「それじゃなかったらクラス替えて欲しい」と思いつめた様子。

保健室にちらちら姿を現す他の子どもたちの手前、息子にそれ以上何が起こったのかを聞かなかったが、トイレをがまんし、がまんしきれなくなったらしい。

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息子は毎日のように、学校から帰るなりにトイレに飛び込む。あまり我慢しすぎるものだから、時々濡らしてしまい、注意するが、なかなか改善しない。

学校では絶対やりたくないらしい.........

転校してからはその症状がますます強くなり、水も飲まないようにしているので、からだによくないと注意しているが、学校の男子トイレが怖いらしい。

いじめられると思うのか、周りの子どもたちに見られるのが嫌なのか、理由はいろいろあるにしても、自閉症からくる本人の思い込みがあるのだと思う。Diary of Wimpy Kid やインターネットでそういう話を聞いて、現実そうなのだと思っているらしい。

息子の様子を見て、ホームスクールに変えようとまで思ったが、これも社会に出て行く通過儀礼として乗り越えていって欲しいと願う。
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自閉症者テンプル・グランティンの自伝映画

2010-10-03 20:39:15 | 自閉症アメリカ教育事情

昨日は久しぶりにレンタルビデオを視聴。選んだのは、自閉症者テンプル・グランティンの自伝をもとに製作された映画「Temple Grandin」

私は彼女の講演を生で一度、そしてDVDで一度聞かせてもらったことがあるが、それ以前の彼女の生涯が分かりやすく描かれていて、とても興味深い映画だった。

服装や立ち振る舞いなどは、本人とかなりイメージがだぶったし、本当に努力家で前向きな人なのだと改めて尊敬。その背後には、母親の涙ながらの苦労があったのだということが、この映画でよく理解できた。その頃はあまり世の中に知られていなかった自閉症(しかも母親の関わり方が原因という説が通っていた時代)の娘を施設に入れず、自宅で辛抱強く教育し続け、またなるべく社会に出て人と触れ合う経験を積み重ねるように、背後で支えていたこの人の力あってこそ、今日のテンプル・グランティンが存在するのではないだろうか。

ところどころ息子の姿と重なり、夫と二人で涙が止まらない場面もあった。社会的なスキルの欠如のために、本人が抱える葛藤や孤独、挫折感などがうまく描かれ、ぜひたくさんの人たちにみて欲しいビデオ。

息子は嫌がって映画を見なかったが(自分のぎこちなさを見せられるみたいでつらかったのだろう)、娘は最後まで視聴する。兄を理解する手がかりにもなったようだが、「今度から私もう牛肉を食べないから。でもチーズバーガー美味しいのよね」と、食用のために殺される牛のことが印象に残ったようだった。





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自閉症児の初めてのマラソン大会

2010-09-19 13:05:16 | 自閉症アメリカ教育事情
今日は、陸上部(長距離)に所属した息子の初めての大会だった。

地元の中学が7校集まっての長距離走(マラソン?)。1.5マイルを競ったらしい。

話によると100人以上のランナーの中で息子は25位だったらしい。なかなかの快挙。

団体戦では息子の中学は優勝したと報告してくれた。

部に所属して1ヶ月もたたないが、このように大会に出場し、自分のベストを尽くすという機会が与えられて本当に嬉しい。

スポーツで活躍する自閉症児の話はあまり聞かないので、息子にも私たちにとってもプレゼントをもらった気分だった。

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障害や問題行動を抱える子どもたちのための乗馬セラピー

2010-06-07 12:29:02 | 自閉症アメリカ教育事情

以前にも、ブログで何度か紹介しましたが、息子がしばらく参加した乗馬セラピーのビデオが製作されたようです。

息子がちらっと1分40秒、50秒あたりで登場してきます。

感覚療法、行動療法の双方の面からプログラムが考案されているようです。以前住んでいた州では、自閉症者のみを対象とした乗馬プログラムがありました。それに比べて、今回参加したプログラムは、多様なニーズを抱える子どもたちが対象です。

馬に乗るだけでなく、身の回りの世話、馬とのコミュニケーション、などを中心にプログラムが構成されています。

http://www.youtube.com/watch?v=uvHwqisW1jc&feature=player_embedded

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いい加減な行動がとれない自閉症児

2010-06-06 09:55:06 | 自閉症アメリカ教育事情
同じ子どもでも、こんなに違うかと思うくらい、息子と娘は性格が正反対。

この前もブログに書いたが、娘は宿題は忘れるし、いつも遅刻すれすれで、見ていてあぶなっかしくてしょうがない。

反面、自閉症を抱える息子は、その障害の特性の影響もあってか、「適当」に物事ができないので、いつも「まじめ」で「一生懸命」な生徒として、先生たちの目に映っているらしい。しかも「従順」なので先生受けはとてもいい。

先週も、風邪気味で体をふらふらさせて学校から帰ってきたが、少し昼寝した後、宿題が二つあるので、どうしてもしなければ成績が下がると体にムチを打って宿題をやり始めた。

「おかあさんが先生にメールしてあげるから、1日宿題の締め切り、延長してもらいなさい。先生だって、病気の生徒に無理やり宿題してもらっても困るわよ」と説明したが、どうしてもやらなければトラブルになると自分の思い込みがあるらしく、どうにか宿題をやり遂げた。

次の朝、算数の標準試験があるということだったが、38度前後熱があったので、そんな時にテストを受けても頭ぼーってしてしまうから、休みなさいと言ったが、すでに今年度だけで3日間欠席しているので、これ以上休むとAがA-に下がってしまうと心配し、学校に行くと自分で決めたらしい。

かなり急斜面の坂道を登っての登校なので、車で送ってあげるわよ、と言ったが、外を歩いた方が頭が冷えていい、と徒歩で学校に向かった。

そういう息子の姿に、子どもっていうのは、親が気づかないうちにぐんぐん成長していくものだとびっくりする。しかもそういう自分の決意ある選択が幸いしてか、算数の成績、今までとったことのない高得点をとり、夫婦でびっくり仰天。

「私が植えて、アポロが水を注ぎました。 しかし、成長させたのは神です。 それで、たいせつなのは、植える者でも水を注ぐ者でもありません。 成長させてくださる神なのです。」 (第1コリント3:6~7

という聖書の言葉を思います。

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最後のジャズ演奏会で成長した姿を見せてくれた息子

2010-05-22 13:59:00 | 自閉症アメリカ教育事情
昨晩は、息子の中学のジャズバンドの学年最後のコンサート。場内は、生徒の家族などを中心にお客さん300人くらいはいたに違いない。

特別ゲストのジャズ奏者を迎えての演奏だったが、練習の成果あって、息のあった演奏に観客は声援を送り続ける。

驚いたのは、一番端っこに座っていた息子が先頭になって、舞台から降りて、場内の観客席を回りながら演奏し、また舞台に戻ったこと。入場も退場も先頭という大きな役目を仰せ使ったらしいが、顧問の先生の合図に全身の注意を向けながら、そつなくこなした息子の様子に驚いてしまった。

あとで聞いてみたら、事前にリハーサルで何度か練習したらしい。自閉症の息子はいつも人の後につきながら、間違えなくやろうとガンバルことが多かったが、こうやって皆の先頭に立ってソツなくやりとげるなんて、その成長した姿に感動した私だった。また非常に内気な息子にそれができると信頼してくれた顧問の先生もすごい人だと改めて尊敬。

(おまけ)写真は、帰宅した息子を迎える犬のシェークスピア。息子のベストフレンドらしい。
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セクション504のミーティング

2010-05-21 14:17:35 | 自閉症アメリカ教育事情

今日は、年に一度の自閉症の息子のセクション504のミーティングだった。

これまでは、IEPのミーティングだったが、http://blog.goo.ne.jp/yokomam/c/c07a39c63ed4ffdab9f52cc2ebccec77/1 去年、特殊教育を卒業し、現在はIDEAの特殊教育の対象とならないが、なんらかの配慮や援助が必要とされるリハビリテーション法セクション504の法律のもとで、息子の教育ニーズの保障がなされている。

各教科の先生(国語、社会、理科、算数)、スクールカウンセラー、校長先生が集まっての会議。始業前のあわただしい時間を割いて、朝の7時45分に会議に召集されたメンバーが集まってくれる。

息子の成績やクラスでの様子について報告を聞くが、勉強面ではかなり優れた成績を修めているし、内気なところはあるけれども、クラスでそんなに浮いているわけでもないとのこと。

昼食時間には、笑顔で皆と接して食事をし、その後一人で図書館で過ごすらしい。「ボクは存在しないんだ(invisible)」と自己評価していることを話したら、スクールカウンセラーいわく、「それが居心地がよくて、自分にとって安全な場所なのかもしれないから、それでもいいじゃない?」と聞き、そういう考え方もあるんだと納得する。

さらに、息子の成績がどんどん伸び、自信もついてきているようなので、来年になったらもうセクション504を適合しなくても、十分普通の子どもたちと全く同じ条件下でもやっていけるのではないかとの提案も出される。

それにしても、ここまで成長できたのは、暖かく応援してくれる先生方や学校のスタッフの人たちの存在あってのことで、特に息子の国語の先生には感謝してやまない。

息子と同じファーストネームで足の不自由な障害を抱える先生だが、素晴らしい教育実践者で、息子がどんどん書いてくる作文を見て、思わず自分の目を疑う私たち。子どもたちの能力を引き出せる先生なので、またブログで紹介してみたい。

(おまけ)この会議ですごーく恥ずかしい思いをしてしまったのは、去年の秋、息子の急激な身長の伸びに合わせてズボンを買ってあげることに母親として気づいてあげなかったこと。なんだかズボンが短くなっているなあって思いながら、年齢と同じサイズだからまあいいやって思っていたが、12月に息子のおねだりで新しいズボン、16歳用(現在13歳半)を買ってあげて、ぴったりなのでびっくり。今日の会議でカウンセラーが、「kくん、一年でものすごく身長伸びましたね。ズボンがだんだん短くなったので、お母さんに電話しようかなって思ったけど、迷って、でも新しいズボン買ってあげてよかったです」って言われて、穴に入りたいくらい恥ずかしい思いをした私。

 

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乗馬と自閉症

2010-04-27 21:44:29 | 自閉症アメリカ教育事情
昨日は息子の乗馬クラスの最終日だった。

先学期は馬のお世話をすることが中心だったのに対し、今学期は馬に乗る時間が増えたらしい。

最終日には親を招待し、子どもたちが馬の世話の仕方を親にデモンストレーションし、一緒にやってみる、という設定だった。

参加している子どもたちは4人だけで、自閉症なのは息子らしく、後はみな社会性などで問題のある子どもたちらしい。

その後には、馬にのってゆっくり走ったり、止まったり、方向回転したり、速めに走ったりなどの技術を披露してくれる。

息子は意外と手綱さばきが決まっていて、大人の補助がなくても一人で自由自在に手綱を操りながら思う方向に進んでいたのには感激した。

「これだと2年後には、車の運転も大丈夫そうだね」とのオットの一言。

コンピューターゲームで鍛えた反射神経もあるのかもしれない。

何よりも、動物に対する愛情が芽生えたみたいで、愛おしそうに馬の世話をしていた姿を見て、この教室に通わせた甲斐があったと感じる。動物の反応を少しずつ読み取りながら行動できるようになったのは、大きな進歩。

(写真がしかめ面なのは、緊張しているためです。)


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Facebookでますます落ち込む息子

2010-03-26 05:33:36 | 自閉症アメリカ教育事情
最近、息子の中学でもFacebookが流行っているらしく、息子も早速登録し、「友達になりませんか」とリクエストしたそうです。結構反応に応じてくれたそうで、逆に息子もリクエストしてもらったようで10人くらいの友達や中学の先生と交流できることになったみたいです。

ところが個人的なメッセージを何人かの友達に送ったそうですが、誰も返事を書いてくれない、ということで悩んでしまった息子でした。

そういう息子の傷ついた姿を見て、がまんできない母親の私は早速息子にメッセージを幾つか出してみましたが、母親だったらやっぱりだめでしょうねぇ。。。

自閉症児は、自分の努力で果たして友達ができるのでしょうか?年齢が高くなるにつれ、周りのサポートが押し付けがましくなってしまいそうなので、親としての介入の仕方がますます難しくなってきました。

うーん、悩みますねぇ。

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自閉症児の中学生活

2010-02-06 03:02:03 | 自閉症アメリカ教育事情
自閉症の息子は、前学期と引き続きセラピー&カウンセリング関係のプログラムに参加しています。毎日予定が詰まって、忙しい生活です。でも部活や塾通いの日本の中学生に較べれば、ずいぶんリラックスしていますよねぇ~。

月曜日:昼食時にフレンドシップグループに参加。大学の臨床心理学の学生の指導のもとで、友達をつくるのが苦手な子どもが集まり、ソーシャルスキルについて学びます。息子はしぶしぶ参加です。

放課後は、乗馬教室。といっても、馬に乗るよりは、むしろお世話をすることで相手の気持ちや立場になって行動することを学ぶそうです。担当の先生によると、息子は「Speed Grooming」(すごい速さで自分のペースで馬の手入れをする)の傾向があるらしいので、馬(相手)のシグナルを読み取ることを学び、対人関係の向上につながって欲しいです。

火曜日:ジャズバンドの早朝練習。放課後は教会の中学生プログラムに参加し、おやつを食べたり、ゲームなど。

水曜日:なし

木曜日:ジャズバンドの早朝練習。

金曜日:大学の臨床心理学の学生と昼食時にカウンセリングの時間。

土曜日:なし

日曜日:夜に、教会の中学生グループの集まりに参加。

スポーツ関係のことは全然していないんですが、登校、下校と重いサックスホーンとバックパックを抱えて、坂を登りながら学校に通うのは、筋力と持久力の保持になっているみたいです。息子の話によると、学内のマラソン大会やスポーツテストでかなりスコアが上位の方だそうで、毎日のささやかな苦労が無駄になっていないので嬉しいです。車で送り迎えの生活だと、校庭を走るのも息切れしそうです。
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自閉症の感覚刺激とペット

2010-01-13 03:54:11 | 自閉症アメリカ教育事情

今年の息子が書いた(書かせた?)新年の抱負の中に

「ボクはネコのペッパーに触らない」

「ボクはネコのペッパーに近づかない」

というのがある。

息子は、黒ネコのペッパーが大好きで、見つけては、無理やり抱っこして触ろうとするが、ペッパーの方はイヤみたいで「やめてくれ」=「ニャーオー」と抵抗し続ける。おかげでペッパーは最近、人間不信。

ペッパーがかわいい、というだけでなく、自分の感覚刺激を満足させたいというSensory needsとどうも関係しているらしい。 

小さいときから、

  • あかりのする方をじっと見つめる(ダンナが息子に虫 (bug)とニックネームをつけたくらい。目が大きくてぱっちりしている顔かたちも理由なんだけど、日本の親は、自分の子どもを「虫」と呼ぶだろうか???)
  • 掃除機の音を耳をふさいで嫌がり、逃げていく。
  • 床屋やシャンプーが死ぬほどキライ。
  • 手が濡れるのを嫌がる。
  • いつもと感触が違う靴下を履くのに抵抗を持つ。
  • 匂いと味に敏感!(野菜を細かく切ってほんの少しだけ入れても、すぐ味で分かってしまう)
  • 私たちの顔にやたらと触りたがる

という傾向があり、13歳の時点でも

  • 身体接触をやたらに求め、ぎゅーっとだきしめて欲しいらしい。
  • ネコをやたらと触りたがる
  • どれだけ注意しても、ヒモやゴムをさわり続けたり、携帯電話や眼鏡を上に放り投げたりキャッチする、

など感覚刺激の影響を受けた一見奇妙な行動で、親としては悩んでしまう。

ペッパーにとっては、感覚統合療法に使われてはいいネコ迷惑なので、

「ペッパーに触って、2度以上ミャオーってないたら、嫌っていう証拠なんだからやめなさい」と具体例を挙げているんだけど、うまくいくかしら??

 

 

 

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