ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く

大阪。奈良、和歌山県境のハイキング尾根道のダイヤモンドトレイルや紀泉アルプスを歩いた記録です。

真夏の金剛山モミジ谷を歩く その1 2024年8月1日

2024-08-03 23:41:52 | ダイヤモンドトレイル紀泉山脈を歩く

先週、京都トレイルの浄土寺橋から比叡山まで歩くつもりで

京阪電車出町柳駅から歩き始めたのですが、その日は京都は

最高気温39度の予報で 熱中症アラートが出ていました。

別にその日に限らず 京都市内は毎日そうですが。

 

しかし、真夏の京都市内のカンカン照りと 路面の照り返しの

両面攻撃に あえなくやられてフラフラになり おまけに

バプテスト病院横から上った山道も 無風の谷底道で蒸し風呂

状態で これもヘロヘロになり、結局瓜生山山頂でトレイル継続を

断念して 叡電一条寺駅へ下山しました。

 

(バプテスト病院横からのトレイル道を間違えて、病院の職員用

駐車場へ歩いている私を見かねて 病院の方が走ってきて正しい

道を教えてくださいました。「今日は特に暑いけど、大丈夫ですか」

と私を見て聞いてくださいました。カンカン照りの中を年寄りが

トボトボ歩いているので 危ないと思われたのでしょう。

ありがとうございました。ご心配をおかけしました。)

 

それからしばらく静養して体力回復を試みて 今度はいつも涼しい

金剛山モミジ谷へ行きました。

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真夏のモミジ谷を歩く その1

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太尾道は谷底道ではなく、尾根道なので いつも風があり ずっと日陰なので

快適に登れます。しかし急登の連続です。標高差600mを2時間ほどで登ります。

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いつも気を付けて歩く 急斜面のトラバース道に 真新しいロープが取り付けてありました。

ボランティアの方々、ありがとうございます。

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2時間弱で 大日岳山頂に到着です。ここは日影がないので足早に通り過ぎます。

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国見広場に到着しましたが、あまり人はいません。暑いから 皆さん日陰にいるのでしょう。

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金剛桜の足元に 藪萓草が咲いていました。

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よく見ると藪萓草はあちこちに咲いています。その向こうの街は富田林市です。

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いつもの東屋でお弁当を食べます。11時にスタートして1時20分です。

昨日は目の治療をしたので 今日はすこしゆっくり歩きました。

ここでゆっくり休憩して 2時半にスタートしました。

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山頂広場は 28度で 下界より10度ほどひくいですね。

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転法輪寺へお参りします。いつもはここから最高地点の葛木岳へ行き葛木神社に参拝する

のですが、今日はスタートがいつもより 1時間遅れたので ここからモミジ谷へ

直行します。

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モミジ谷入り口です。私が何回かモミジ谷入り口の標識を取り付けたのですが すぐに

外されます。見かねた誰かが 木に白ペンキマークを付けてくださいました。

この山は 悪戯する奴が多いのですが、素晴らしいボランティアの方もたくさん

いらっしゃいます。ツツジ尾谷の 今は無きポールさんやカトラ谷のNさん、Kさんたち。

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谷へ下りていくと、いきなりひんやりしています。

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足元には水が流れています。水越川の源流ですね。

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登ってくる人のために 谷の分岐点に真新しいマーキングがされていました。

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この目印ロープも最近のものです。

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いつもの分岐点です。私は右の谷から降りて来ましたが、

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別の谷から下るとここで合流します。それぞれの谷筋から涼しい風が吹き降りてくるので

しばし立ち止まり小休止します。

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こういう何気ないところも慎重に下ります。冬期は岩にはベルグラ(薄氷)が張り付いて

危険なので 余計に慎重になりますが氷が解けると わりといい加減に降りてケガする

ので 慎重に降ります。けがの詳細は少しあとで説明します。

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じゃぶじゃぶ歩いて降りていきます。

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第六堰堤を無事に降りて 少し涼みます。滝や堰堤の下は 特に気温が低く

涼しいのでしばし涼みます。夏にはありがたいですね。ここの堰堤と滝は

冬には氷瀑が出来てとてもきれいです。

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その2へ続く

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真夏の金剛山モミジ谷を歩く その2 2024年8月1日

2024-08-03 23:39:35 | ダイヤモンドトレイル紀泉山脈を歩く

真夏のモミジ谷を歩く その2

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第六堰堤から少し降りたら

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以前ひっくり返った場所です。

冬はあたり一面ツルツルに凍っているので、チェーンスパイクを付けて慎重に降りますが

春になり氷が無くなると、途端にいい加減な降り方になり、岩の上をピョンピョン飛んで下りたら

つるっと滑って ひっくり返って滑落しました。幸い背中のリュックがクッションになり、

川底に激突は免れました。でもその時軽く頭を撃ちましたが、かすり傷で済みました。

 

以前雪山で 二回も滑落して死にそうになったので、雪山では必ずヘルメットを着装しますが

雪のない山でも 岩場の多い場所では ヘルメットを付けるようにしています。

去年末、武奈ヶ岳でサルの群れに樹上から大きな枝を落とされて 頭に当たり頭が

血だらけになりました。それ以後は 山では極力ヘルメットを着装するようにしています。

どんな山でも 高低にかかわらず 真剣に歩くように心がけています。

もう少し生きながらえるために。

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水辺の花、イワタバコが咲いていました。

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草アジサイもたくさん咲いていました。

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モミジ谷最大の難所、第五堰堤を梯子で下ります。

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梯子の次は急斜面の岩場をロープを使い 慎重に降ります。

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第五堰堤を無事降りると あとはそんなに危険にところはありません。

第四堰堤で 吹き付けてくる涼風で少し涼みます。

ここも冬は 凍り付きます。

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ちなみに これは2022年の冬の 第六堰堤の氷瀑です。

夏見ると涼しそうでいいですねえ。

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私の好きな場所に来ました。ここは冬は 雪と氷の世界ですが、春になると白い花が

たくさん咲いてとてもきれいです。

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下から登ってくる人のために 正しいルートをマーキングしてありますが これも新しく

なっていました。

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軽快にどんどん降りていきます。

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これを渡れば林道です。

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またまた悪さです。ここがモミジ谷の登りの入り口です。

以前はボランティアの方が素晴らしい標識を造り 左の杉の木に紐で取り付けてくださっていました。

いつの間にか 誰かが取り外してしまいました。悲しいですね。

また別の人が ポールに直接 モミジ谷入り口を書いてくださっています。

この山は悪さをする奴も多いけど、それに負けない いい人もたくさんいるので好きです。

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カヤンボでダイトレと合流します。

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いつもここで 小休止します。

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冷たくておいしい 金剛の水をたらふく飲んで、さああと少し頑張ります。

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姥百合が もうすぐ咲きそうです。

この百合の花は 見た目も少しかわいそうですが、名前もかわいそうです。

「花が終わると、葉が落ちる」ことから 「(女としての)花ー見どころが過ぎたら

歯もおちる」と姥の字を当てられました。

こんな下品な名前を付けられて 花も女性もかわいそうですが、よほど下品なやつが

こんな名前を考えたのでしょうね。

笹百合や、山百合のような華やかな花なら こんな名前を付けられなかったかもしれませんね。

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この区間のダイトレは 道の両側の木々が成長して 木陰が多くなり夏は歩きやすくなりました。

正面の大和葛城山が見えてきたら、もうすぐ水越峠です。

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水越川公共駐車場に帰着したのは 午後四時半でした。私一人です。

私がここに来た午前10時半ころは ほぼ満車で、5,6台の福祉施設の車が泊まり、障害を持つ方々が

向かいの水越川の河原で 水遊びを楽しんで、ちょうど引き上げられるところでした。

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今日は新兵器をヘルメットに装着しています。鬼ヤンマのおもちゃです。

これは780円で、ダイソーで買った100円のものより精巧です。

今日は虫の攻撃が少なかったと思います。しかしこの作戦も裏目に出るときもあります。

この前このヘルで岩湧山を歩いていたら、大きなスズメバチに攻撃態勢を取られて 

ホバリングを始めたので あわててヘルメットを脱ぎました。

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ジオの軌跡です。

歩いているときに「10キロを超えました」とアナウンスしていました。

駐車場が標高約500m、最高地点が約1100mで 高低差は約600mです。

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先週は京都トレイルで 2時間歩いてヘロヘロになり 加齢による体力低下を心配しましたが、

今日はいつものように 15キロのリュックをせたろって 普通に歩けたので安心しました。

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京都トレイルはこちらのブログに載せています。

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おわり

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