この日、ライオン丸は少しカリカリを食べただけで植え込みの奥にひっこんでいるという
それではと小皿にカリカリを入れて傍に置いてみたが食べようとしないし
近づくと後ずさりしてしまうのでとりつくしまがなかった
ところがしばらくするとやはり腹がすいてきたのか坂道近くまで出てきた
茅ヶ崎さんがカリカリを与えると結構食べていた
お腹がいっぱいになって落ち着いたのか植え込みの中に帰らずにそのままいる
傍に寄っても逃げないのでブラシで梳かしてやるとおとなしくしている
だんだん大胆になって汚れた脂で固まった所をでつまみ
ブラシの歯で引っ張っても痛くないようにして強引に梳かす
気持ちが良いのか喉を鳴らして立ち上がり頭をすりつけてきた
チャンス!とばかりさらに大胆にあちこち梳かしてやったのだが
喉の下とかお腹はどうにもしようがない
長い毛がこんがらがったまま団子状態に固まっているのだ
周りで様子を見ていたご夫婦でいつも来られるカメラマンの方(名前存じ上げない)や
すぐ近くに住んでおられる背の高い女性のカメラマンの方(こちらも名前ぞんじあげない、スミマセン)と
「やはりハサミがないとこれ以上はムリですねー」などと話す
「コンビニでハサミ買ってくるかなぁ」というと
女性の方が「アタシ近くだから持って来ましょうか?」
と言うのでお言葉に甘えてお願いすることに
ライオン丸が逃げないようにそれとなく見守っていると、ほどなくハサミが到着
ワタシがそのままブラシでとかして気をそらしているうちに
カメラマンの旦那さんが慣れた手つきで固まった毛をどんどん切ってゆく
「今度は反対側!」と体をひっくり返されてもライオン丸はされるがまま
調子に乗ってもっと作業しやすいようにと抱きあげて平らな石の上に乗っけたら
ビックリしたらしく石から降りて逃げてしまった
そのまま逃げ去るのではなく近くをウロウロしているのだが近寄ると後ずさりしてしまう
少し勇み足だったなと反省!しかしまた落ちつけば大丈夫でしょう
ポニーテールの旦那さん、背の高い女性の方、どうもお疲れさんでした
こんどはハサミ、持参しますね
しかし体の地肌に近い部分は皮脂でべっとり固まっていてまったくブラシを寄せ付けない
やはりお風呂に入れてシャンプーしないとダメかな…
毛刈りされながらこっちを見つめているライオン丸
とても表情が落ち着いていて、すっかり信頼してそう。
新しいライオン丸カット、楽しみです。
目つきが柔らかくなりましたね
自分を裏切って捨てたた人間
でも人から受けた愛情の心地よさは忘れられない
そういうジレンマを抱えてるのではと思ってました
今日もポニーテールの旦那さんとM本さん(サリーのぱぱ)が少し毛を刈ってやったらしいです