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機械式時計購入計画② ~IWC~

2005-06-06 23:59:59 | ブツヨク
 

一時期よりずっと気になって欲しかったのが、IWCポルトギーゼクロノグラフというモデル。実はタイに出張に行った際にニセモノに出会ったのが始まりでした。当時全く時計の知識などはありませんでしたが、一目惚れで購入。ただ、ニセモノをしていればしているほど、本物への想いが強くなってきてしまうのです。
もうすっかりポルトギーゼクロノグラフを購入するつもりだったのですが、昨日の日記にもあるとおり余計な知識がついたせいで、ポルトギーゼクロノグラフにETAの機械が入っていることがとても気になってしまいました。また格好は良いですが、そもそも機械式のクロノグラフは壊れやすいとの話。クロノグラフなんてSWATCHでも実用したことはなかったよなぁ。ということで、基本はクロノグラフをやめる方針に。
そんなこんなで、かなりの紆余曲折を経てついに決めました。
IWC ポルトギーゼオートマチック(Portuguese Automatic)というモデルです。
IWCの腕時計は、ETAのムーブメントを搭載しているのが多いのですが、これは自社ムーブメントCal.5000シリーズを搭載したモデルです。IWCが開発まで4年半を費やしたという入魂の一作です。
しかも機械式時計で7日間のパワーリザーブがついています。まだまだSWATCHも使い続けたい自分にとっては、毎日着けずとも止まらない時計は非常に魅力に映りました。
表・裏ともに非常に美しいモデルです。皮ベルトは一瞬オヤジくささがありますが、黒ではなくネイビーなおかげで、スーツでもカジュアルでも合いそうです。
な~んて綺麗なことは書きますが、30年間毎日使用したとしたら減価償却がいくらで~。などと貧乏性にブレーキを何度もかけられましたが、ありがたいことに家庭内稟議も無事おりて購入と相成りました。
購入先は中野の亀吉さんです。
「一生物の機械時計」という話をしたら、「皆さん初めて買うときはそう仰るんですよ。でも一生になった試しはまずありません。買い取りもしますので、大事に使ってあげてくださいね。」というようなご忠言をいただきました。
店内には、茶髪&キャップをかぶったの若者が次々とロレックスを購入している姿が印象的でした。びっくりです。
聞けば、ロレックスは特に値段が落ちづらいので、中古で購入すればほとんど同じような値段で買い取られるとのこと。ちょっとしたレンタル感覚で買えるようです。
彼らは自分がずいぶん悩んだのが、あほらしくなるほどあっさりとローンを組んで購入しているのでした。

本日この時計も初出勤。むしろ目立たないようにしていたつもりでも、気づく方もいて驚きました。現在日差+8秒。使い初めにしてはまぁ優秀なのでしょうか。
日本でも予想通りの残業でした。実家が遠い分、家に到着する時間が遅いです。日をまたいでの夕食となってしまいました。