いーちんたん

北京ときどき歴史随筆

いよいよ『紫禁城の月--大清相国 清の宰相 陳廷敬』が出版されました。

2018年01月16日 16時11分11秒 | 『紫禁城の月』と陳廷敬
 

初の翻訳作品『紫禁城の月 --大清相国 清の宰相 陳廷敬』が、いよいよ出版されることとなりました。

 

あらすじとしては、康熙帝の帝師・陳廷敬を主人公とした歴史小説です。

私利私欲の亡者となり、蓄財に血眼になる他の官僚らをよそに、ひたすら清廉、率直をつらぬき、

その正直さ、率直さが、時には皇帝のご機嫌を損ねることがあっても、最後には皇帝の厚い信頼を勝ち取った人のお話です。

 

歴史小説ですが、軽快な会話に泣きあり、笑いあり。

気軽に読んでもらいたいなああ、と思っています。

 

「『紫禁城の月』と陳廷敬」の連載も合わせてお読みください。

『紫禁城の月 --大清相国 清の宰相 陳廷敬』の歴史的背景を紹介するシリーズ。
 本書のサイド・ストーリーが盛りだくさん! 100倍、楽しんじゃいましょ!

    1、炭鉱と製鉄で身を起こす
    2、明末の動乱・王嘉胤の乱、始まる 
    3、陳家興隆の歴史的背景
    4、陳廷敬の両親・兄弟・本妻
    5、わずか19歳で進士に
     6、『紫禁城の月』の時代背景の理解に
    7、(写真中心)内城『斗築可居』 宗祠 容山公府と世徳院 
    8、(写真中心)内城御史府、河山楼と麒麟院
    9、『屯兵洞』、皇帝行列と外城 大学士第 点翰堂 内府 小姐院
    10、陳廷敬以後の『皇城相府』
    11、王岐山と陳廷敬
    12、王岐山と張英
    13、「号」に込められた意味
    14、隠居返上
    15、康熙帝、『湯座り』を勧める
    16、李光地にも『湯座り』を勧める
    17、李光地の病が湯治で完治
    18、陳廷敬、病に伏す
           19、陳廷敬の見送りには
           20、『紫芸[阝千]』
           21、高士奇の生い立ち
    22、高士奇、南書房に入る
    23、軍機処の前に南書房あり
    24、高士奇、起居注官に任命される
    25、康熙帝と高士奇と杭州霊陰寺
    26、康熙帝が高士奇を寵愛した理由
    27、高士奇と金の豆粒
    28、高士奇の蓄財が悪評に
           29、康熙帝、西渓山荘に滞在す
   

 

『紫禁城の月』雑感とメディア動向

  2016.9.11.  『紫禁城の月』雑感、G20でも同じことが……
  2016.9.26.  『現代ビジネス』のコラム下に『紫禁城の月』を紹介

  2016.11.2.  『紫禁城の月』作者・王躍文氏、日本語訳版を日本語勉強中のご子息にプレゼント
  2016.11.2.  『芸術新潮』2016年11月号に『紫禁城の月』の書評が載りました
  2016.11.2.  『紫禁城の月』作者・王躍文氏、偽物に閉口

     2017.6.20.        『紫禁城の月』がフジテレビ ホウドウキョク鴨ちゃんねるで取り上げられました

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Hiroshi)
2016-09-08 05:26:14
おめでとうございます!
返信する
びわ湖のほとりも暑いです。 (koh)
2016-09-08 15:13:07
お久しぶりです<m(__)m>
出版おめでとうございます♪
難しくて、読めそうにありませんが、格調ある表紙にすごいなあと思いました。
大変だったのではありませんか?
ご苦労だったと思います。
今は、一段落といったところですか?
また、次なる課題に取り掛かっておられるかもしれませんね。
頑張ってくださいね。
影ながら応援しています。
返信する
hiroshiさんへ (いーちんたん)
2016-09-08 19:59:35
ありがとうございますー!

いつも読んでくださり、
ありがとうございますー!
返信する
kohさんへ (いーちんたん)
2016-09-08 20:02:58
お久しぶりですー!

ありがとうございます。

>格調ある表紙にすごいなあと思いました。

おおー。
私としては、思い切りベタな感じが気に入っています(笑)。
官僚の権力争いの話が中心なので、如何にも官僚モノ、というのが、よくわかる表紙でいいのではないか、と(笑)。

でも内容は、意外とコミカルなので、
楽しんで読んでいただけると思います。

お声をかけていただき、ありがとうございました!

びわ湖はまだ残暑きびしいですか。。。。

北京はもうすっかり秋です。。。。
返信する
おめでとうございます。 (増田)
2016-09-09 07:42:44
やりましたネ。
初の翻訳作品『紫禁城の月 --大清相国 清の宰相 陳廷敬』出版、おめでとうございます。

「今」の中国を語ることは難しい。中国庶民の内部で沸騰する情念がコミカルに味付けされて「昔」の歴史物語という形で心の鍋から溢れ出す。中国ほど「今」を語ることが難しくないはずの日本においてこのような本が出版されるということは、一体何を意味しているのでしょうかァァ!?(笑)

それはそうと、ガチガチの儒教的人物であり、陽明学的な人物だったと思われる陳廷敬、生きた時代を一つ間違えていたら周囲からの誹謗・中傷、その為に果ては死刑なんてことになりかねなかったかもしれませんネ。

改めて、おめでとうございます。
返信する
増田さんへ (いーちんたん)
2016-09-09 10:34:36
ありがとうございます。

>中国ほど「今」を語ることが難しくないはずの日本においてこのような本が出版されるということは、一体何を意味しているのでしょうかァァ!?(笑)

日本の読者の方々が、隣国の人々の思考回路を理解する手助けになるのではないか、とは感じました(笑)。

>生きた時代を一つ間違えていたら周囲からの誹謗・中傷、その為に果ては死刑なんてことになりかねなかったかもしれませんネ。

まさにそのとおりですね。
作者の王老師もそこに関心を持った、とどこかのエッセイで書いておられました。

一時は隆盛を極めても、最後には失脚する人がほとんどの官界で、そうならなかったきわめて珍しい人物。
そのちがいはどこにあるのか、という興味から本書を書くことになった、と。。。。
返信する
お久しぶりです♪ (忍豚)
2016-09-09 23:48:46
ドラマ『康煕王朝』では、二人目の帝師ですかね?^^
一人目は魏承漠でしたからw
TwitterとFBでシェアさせて頂きました♪
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忍豚さん!! (いーちんたん)
2016-09-10 12:54:26
忍豚さん、お久しぶりです!

おお。『康熙王朝』ですか。

実は、昔見た後、今回の陳廷敬の関連では、まだチェックしていないんですよー。

もう一度、見返さないといけないですね。

TwitterとFBでのシェア、ありがとうございます!
返信する
kohさんへ (いーちんたん)
2016-09-13 11:21:45
追加ですー。

内容は、ぜんぜん難しくないんですよ!

会話が多く、映画やドラマのように、ポンポンとテンポよく
ストーリーが展開していきます。

中国史にまったく興味がなかった人にも、気軽に読んでもらえる内容になっていますー。

ぜひ手に取ってみてくださいー。
返信する
おめでとう㊗️ (ayumi)
2016-11-20 10:09:26
初翻訳本の出版おめでとう!!!!
来年帰国したら買うね(*^^*)
スゴイわ、頑張ったね
本当におめでとう❤︎
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