フィアラ(費阿拉)城の場所は、
ヌルハチ一家が先祖代々暮らしていた場所から遠くない(現在の遼寧省の東端・新賓県)。
フランハダ(呼蘭哈達=満州語の「煙突の峰」の意)山の麓にある二本の河、
ジャハ(嘉哈)河とシュリ(首里)河の間の高台である。
険しい山に囲まれて少数の谷の入り口を守りやすく、四方を川に囲まれた中州だ。
そこに内城と外城の二重に囲った城壁を作った。
内城にはヌルハチ一族百戸余り、外城には諸将と族党が三百戸、
外城の外側に庶民四百戸、合計八百戸の勢力を収容できる規模である。
それぞれの住宅の周りは木の柵で囲む簡単な造り、城壁の入り口には門楼があり、城内に井戸が四五箇所あった。
建物をすべて瓦屋根とするには、まだ力不足だったと見え、重要な建物以外は藁葺きだった。
周りを険しい山と河に囲まれた高台の城は、
敵多く、味方少ないヌルハチ郎党にとっては、守りやすく攻め難い要塞となった。
ヌルハチとその郎党は、ここで十六年暮らした。
ヌルハチは暗殺の危険から解き放たれ、建州女真の統一、海西女真との戦いに集中できるようになる。
**************************************************************
遼寧省の撫順市新賓満族自治県永陵鎮
満州族のための民族小学校
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ジャハ(嘉哈)河とシュリ(首里)河の間の高台である。
険しい山に囲まれて少数の谷の入り口を守りやすく、四方を川に囲まれた中州だ。
そこに内城と外城の二重に囲った城壁を作った。
内城にはヌルハチ一族百戸余り、外城には諸将と族党が三百戸、
外城の外側に庶民四百戸、合計八百戸の勢力を収容できる規模である。
それぞれの住宅の周りは木の柵で囲む簡単な造り、城壁の入り口には門楼があり、城内に井戸が四五箇所あった。
建物をすべて瓦屋根とするには、まだ力不足だったと見え、重要な建物以外は藁葺きだった。
周りを険しい山と河に囲まれた高台の城は、
敵多く、味方少ないヌルハチ郎党にとっては、守りやすく攻め難い要塞となった。
ヌルハチとその郎党は、ここで十六年暮らした。
ヌルハチは暗殺の危険から解き放たれ、建州女真の統一、海西女真との戦いに集中できるようになる。
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近くの比較的大きな川、苏子河河畔に赫图阿拉城(Hetu'ala City)というものも確認できました。口コミに「有清代的遗产和清朝的建筑风格」とあります。
便利な時代になったものです。臨場感がありますね〜!
コメント通知を完全に見逃していたようで、今頃気が付きました。
大変失礼いたしました汗。
>公園のように整備?されているところでしょうか?
そうですそうです。
今はグーグルマップでそんなによくわかるようになっているんですねー。
私も時間がある時に見てみたいと思います。