12345・・・無限大  一粒の砂

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ある患者さんのブログより

2013年08月20日 06時06分27秒 | 肺がんと脳梗塞

インターネット見ていると、小生と同じ病状の患者さんのブログを発見した。

 

その記述を、そのまま引用させて頂いた。 

2011/8/4() 午前 9:10  

初期治療の効果が明らかで、CRあるいはgood PRが得られた場合は、予防的全脳照射をやりますよと言われているが、予防的全脳照射(PCI)とは如何なるものか?

 

予防的全脳照射(PCI; prophylactic cranial irradiation)が脳転移率を下げるのみならず生存率を向上させることがメタアナリシスで示され、初期治療でCRあるいはgood PRが得られた症例にはPCIが標準治療として推奨されている。

 

では、予防的全脳照射(PCI)は何のため?

予防的全脳照射を行わない場合、最終的な脳転移の発生率は5060%と言われている。

化学療法あるいは化学放射線療法によりCRとなった症例に対し、PCIを行うと脳転移の頻度を著しく低下させる

ばかりでなく、生存率の有意な向上が得られ、3年生存率が15.3%から20.7%となった。

(生存率、5.4UP、高いと見るか、低いと見るか?)

 

予防的全脳照射(PCI)のQ&A

  Q① 標準的治療法なのか?

    A:標準的と言うより推奨される治療法です。

  Q② 有効性について?

    A:初回抗がん剤治療のよってCRとなった場合は脳転移を制御し、三年生存率を5.4%改善するというメタアナリシスがあります。

      もしCRにならなかったとしても生活の質の維持が期待できます。

  Q③ 副作用、後遺症について?

    A:副作用としては脱毛は必発です。皮膚炎、そのほか頻度は低いですが、白内障、脳壊死、認知症などがあります。

 

主治医の薦めもあり、予防的全脳照射を行うことに抵抗はないが、副作用の脱毛は悩むところ。

カルボプラチン/エトポシド6クールを耐え忍んできた髪の毛が今は愛おしい。

治療前に比べれば髪質もだいぶ薄くなり地肌が見えてきた、抜けるよりは良しかと大切にケアしてきたがしかたがない。

放射線の怖さは胸部局部照射の食道炎で経験済、髪の毛を犠牲にしても、その他認知症、痴呆などにならないこと祈るのみ。”

 

小生の場合には、更に、脳梗塞の再発危険性もある。(ただし、データが無いので定量的にどのくらい再発率が高くなるか不明。)

 

この脳に対する放射線照射を完了したのが、724日であった。現在、820日であるが未だに、食欲不振・味覚異常・臭覚異常・脱毛など多くの副作用に苦しんでいる。

 

さらにこれから発現してくる問題の副作用は、認知症・痴呆・脳梗塞再発などである。その徴候(漢字が出てこなくなってきた、言葉がスラスラ出なくなった)はすでに起き始めている感がある。困ったことである、将来への大きな不安要因である。