12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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難物AVCHD

2009年05月28日 08時57分58秒 | Weblog

 日本のP社とS社が開発し商標としているファイル形式がAVCHDである、最近の新型ビデオカメラにはほとんど採用され、主流の技術となってきた。

 小生のような素人に到底理解できるものではないが、どうも高画質映像を高度に圧縮するために作られたのだという。このおかげで、最近のビデオカメラは、カードに長時間の映像を記録することが可能になったのである。

しかし反動で、小生が現在愛用しているテープ式のカメラは、S社一社のみがアマチュア用に僅か2機種を製造販売するのみとなってしまった。すなわち、テープ式は過去の遺物にならんとしているのである。

ところが圧縮すれば解凍しないと実際に見ることが出来ないのである。そして、この解凍作業やブルーレイディスクに焼き付ける段階でファイルをエンコードしなくてはならないのだが、その作業が大変な負荷をパソコンにかけるというのである。

 言い換えれば、AVCHDはパソコンにとって難物である、具体的には、Dual Core 以上の高性能CPUが必要となった。

パソコンに頼らずに簡単編集とブルーレイディスクへの書き出しが可能なものがブルーレイレコーダーだと聞いた。

調べてみると、S社はビデオの歴史が長い関係で、AVCHDは勿論、小生の使っているHDVというテープ式も取り扱えるようであるが、反面DVDにハイビジョンで書き出すAVCRECというファイル形式は取扱えなく、ブルーレイのみでしか焼くことが出来ない。

 P社のものでは、小生の必要とするHDVは取り扱えず、AVCHDとDVという画質の低いテープ式のものしか取り扱えないのである。
(この原因は、P社はテープ式のハイビジョンカメラを販売したことがないことに起因しているようである)

 しかし、DVDにハイビジョンで書き出すAVCRECというファイル形式は取扱え、当然ブルーレイにも焼くことが出来るのである。

 まさに、帯に短し、たすきに長しである。

加えて、このレコーダでは簡単な編集しか出来ないというのが物足らないのであるが、どうもこれらのレコーダには特殊なエンジンが搭載されているらしく、とても高速に全ての処理が行われると聞いている。

実のところ、インターネットのサイトでこの種の書き込みがあるのだが、あいにくと小生の身近にAVCHD式カメラで撮影し、ブルーレイレコーダで編集焼付けを行っている人が全くいないので、確証を得る手段がないのが現状である。

仕方がないので、効率的な高速処理より、時間がかかってもほどほどの編集が出来ることを重視し、パソコンにTVの録画とハイビジョン編集とブルーレイの焼付けを代用させる方向で検討することにした。

(ただし、AVCRECによるDVDへハイビジョン映像を書き出すことは、もし可能ならば行うということにしようと考えている)

 追記:
急激な技術の変遷期で丁度変わり目のようである、あれこれ迷うことと進化過程にある中途半端な機材を買わないとならないようで気が重いのである。

しかし、悔しいことに小生は数年後に古希を迎える、何時までも先延ばし出来ない年齢なのである。