知の及ばぬところ (再々掲) 2014年05月31日 | Weblog 近頃、とりわけ近頃思うんですが、僕(ら)の知はしれたものではないかと。しれたものだから、畏れる気持ちをもたねばならないのではないかと。 「孔子曰く、君子に三畏有り。 天命を畏れ、大人を畏れ、聖人の言を畏る。 小人は天命を知らずして、畏れざるなり。大人に狎れ、聖人の言を侮る。・・・・・」 私見では、あくまでも私見では、天命とは自然の摂理であり、大人とは弱者の味方であり、聖人の言とは市井の人々の言である。この三者を畏れる心を僕はしばしば忘れる。まだまだ小人、これ忘るるべからず。