海人川人 やっさん(安田明彦)の釣って食って楽しんで

海釣り、川釣り問わずいろいろなジャンルの釣りを楽しみ、仕留めた魚をおいしく食べるためにさまざまな料理を作る

天然アユ塩焼き

2011-05-13 12:50:06 | 魚 料理

天然アユの塩焼きを提供できるのが、つり宿なんです。

 

高級料亭で、しかも目が飛び出るような高い値段なら、天然アユが出てきてもおかしくはないと思いますが、僕の店では、釣ってきたアユを提供するわけですから、値段もリーズナブルだと思います。

 

釣ってきた翌日、もしくは翌々日までは、「泳ぎ」といって、生かしたまま竹串を刺して塩焼きにします。

 

 

現場で弱っているのは、氷り締めして持ち帰ります。

 

なぜ「泳ぎ」なのか。

 

現場で氷り締めしたものと、「泳ぎ」のアユを、何度か食べ比べてみると、断然、「泳ぎ」がおいしいんです。

 

昔から言われている「おらが川のアユが一番ウマイ」といわれるのは、釣ったすぐのアユを食べていたからなんだと思います。

 

現場からオトリ缶に満タンに水を入れ、水温を冷やし、エアを効かせて持ち帰ってきます。予備にも水をくんでおきます。

 

重いし重労働です。満タンにしたオトリ缶を担ぐと、肩の皮膚の色が変わるほどです。

 

そのエアを効かせるための、エアポンプに使う電池が単1電池。

 

今日、大手チェーン店の電気屋に買いに走ると、まったくありません。

 

まだない、といった方がよいのでしょうか。

 

いつもなら、3月ぐらいから、買いだめしていくのですが、今年は震災のこともあり、買い控えをしていました。

 

2か月たてば売っているだろうと思っていたら、単3電池しかありませんでした。

 

どうしよう。最悪はコンバーターを利用して、シガーライターから電源を取るしかなさそうです。