鳥まり、参る!

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成城学園前のティーハウスにて。

2024年01月02日 | 人生の法則
【お役目から束の間解放されて】

実家の母が話してくれた。

「家事子育て介護と忙しくて果てしなく疲れていた時代、習い事に行って帰りに仲間とお茶する時間だけが自由だった。

 成城学園前のティーハウスでね、紅茶2杯飲みきるまでのあのおしゃべりに私は生かされてた」

と。

わ~か~る~!!!

私は子育ても介護もしたことないけど…。

きっと同じような苦労を抱えている奥様仲間達との時間はかけがえのない精神的栄養だったんだろうなあ。

(親戚の女性達からは

 「いやいや、鳥まりちゃんのやったことは立派に介護だよ!」

 と労われたが。

 何年か前に母がぎっくり背中やって随分助けたことを言ってくれているらしい)

ふつうに1日8時間労働するだけでも私なんか疲れ果てますけれど、主婦の仕事はトータル何時間になるのやら。

特に家族のうち自分以外全員家事無能力者で(幼き日の私もカウントされている)、子育ては夫に丸投げされ、同居両親の看病介護もこなさねばならなかったなんて…想像だけで

「うわー…」

である。

習い事に行くのだって家事全部こなしてから行って、帰ってきたらまた違う家事に仕事にが入るんだものねえ。

「看病介護を誰かに助けてもらえるなんて、ごくごく最近の文化よ」

と母は言っていた。

あの頃、今ある福祉サービスなどにつながれていたならなあ。

存在したのかどうかもわからない。

あるいは、あの全て主婦(嫁、妻、母)に丸投げされるあの空気…

「主婦仕事にお金を出してはならぬ」

というあの不文律がなかったなら、多くの主婦達がもう少し生きやすかったんじゃかろうか。

「誰かがやらなくちゃ、いけないんでね!!!」

そんな仕事が世の中には溢れている。

お金が発生するか、尊敬されるか卑しめられるか、細かい違いがあっても

「すごくきつい、でもやらないと生活=世の中が回らない」

そんな仕事をやってくれている人達がいる。

彼女ら・彼らがほんの束の間お役目から離れて、何者でもない○○さん自身として存在できる時間は、尊いものです。

それが昔の母にとってはお茶をいただく時間だったのね。

「バーでお酒飲む時間」

「一人で外食する時間」

「ゲームに没頭する時間」

その人に合った尊い時間があるのでしょう。

…。

わ~か~る~!!!(二度目)

大人になったもんだなあ、と思う私なのであった。

見え方がどんどん変わっていくよ。

あー今日は雨が降るらしくとっても寒いし、紅茶日和だな。

後でぜひいただこう。

地震のあとはどうして必ず雨が降るのだろうね。







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