夏の馬産地で元所属馬・ゲイボルグの故郷、静内坂本牧場さんにお邪魔しました
静内坂本牧場さんといえば、2002年の日刊スポーツ賞中山金杯(G3)を制し、
その後金沢で活躍したビッグゴールド(父ブライアンズタイム)が引退後の時間を過ごしていることでも
知られています
今回の訪問でビッグゴールドにも会わせていただきましたが
幸せいっぱいというおだやかな表情で、坂本さんが差し出すにんじんをおいしそうに食べていました

「キミは何もくれないの?」と言っているような眼差し
お隣の馬房で暮らす28歳牝馬・アンバーネックレスさんが大好きとのことで
別の場所に馬房があるにもかかわらず、この馬房がお気に入りだそうです

若々しいアンバーネックレス(父ノーザンテースト)
ビッグゴールドサポーターズクラブさんのHPはこちらから
会についてのお知らせや、牧場見学についてのお願い事項なども掲載されていますので
ぜひ覗いてみてくださいね
ゲイボルグは2010年4月、3歳でデビュー。
2戦した後、1年の休養に入り、2011年5月に復帰。
2年5か月の競走馬生活で5戦2勝2着2回3着1回という成績を残しました。
大きな頬がチャームポイント

飼葉桶がピカピカになるまできれいに食べていた想い出も
こちらは静内坂本牧場さんで暮らしているゲイボルグの母・タケノハーモニーと父アドマイヤオーラの当歳
タケノハーモニーはエリザベス女王杯で大穴をあけたタケノベルベットの第一仔です
お母さんときょうだいに会えるなんて、感激でした
ゲイボルグは休養に出たまま現役引退となりましたが、
現在、引退馬協会さんによる”引退した競走馬に対して人とおだやかに暮らすための馴致調教を行うプログラム”、
フォローアッププログラムを受けているとのこと。
現在、引き取り先募集中だそうです
その様子は
follow-upプログラムblog
でご覧いただけます。
ゲイボルグは
「体が大きく、乗り心地もよく、乗馬としての才能を見せ始めています。
乗っているときは無駄な動きをしないので、曳き馬もできます。物覚えのいい、賢い馬」とのこと
会員の方がゲイボルグの元に静内坂本牧場さんの牧草を届けたら、夢中で食べていたそうです

ふるさとの味と香りは格別だったのでしょうね
行先募集中のゲイボルグ。
これからの馬生、良い出会いに恵まれますように
引退馬協会さんのHPはこちらからご覧いただけます
なお、競走馬の生産、育成牧場は観光地ではなく、見学は牧場の皆さんのご厚意で行われています。
見学時間などにつきましては、
必ず、
ふるさと案内所HPにてご確認・お問い合わせくださいね。
静内坂本牧場さん、お忙しいところ、ありがとうございました