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何事もほどほどが良し冬夕焼 太田絵津子

2019年01月31日 | 俳句
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太田絵津子
何事もほどほどが良し冬夕焼

他に<流さるるままに喜寿なり年の暮>があって小生と同年代の方と知る。時代背景は戦中戦後を駆け抜けた年代である。夢あり挫折在り様々なドラマを生きて来た今の実感が「ほどほどが良し」である。過酷も嫌暇過ぎるのも嫌。思えばほどほどに平凡な境地を求めた続けた人生だったか。静かな平穏な暮しをしたい。食は腹八分目の日々にそんな念願が少しは叶った気がしている。血の様に赤い冬の夕焼けが燃えている。:俳誌『百鳥』(2018年3月号)所載。
<いらっしゃいませー俳句喫茶店・つぶやく堂ーどうぞお入りください>

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