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山の神水の神ゐて鳥渡る 長谷川公二

2018年09月24日 | 俳句
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長谷川公二
山の神水の神ゐて鳥渡る
大和まほろばのわが山河を鳥が渡ってくる。山を越え湖を越えてやってくる。周囲には赤い実青い実黄色い実がたわわである。これから暫くはツグミやヒワやヒタキやヒヨドリがわが友となる。私の一押しはタゲリ、長い冠羽と瞳が素敵である。大自然の営みに包まれて暮らすのこ島国の人々は山に神を持ち水に神を持つ。あれ、水神様が鳥の糞に塗れている。:雄山閣「新版・俳句歳時記」(2012年6月30日版)所載。
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