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月見草思い浮かべるだけでいい:小杉なんぎん
月見草が咲いた。この花を見る度に思い浮かべる人がいる。二度とは逢えぬ人だけど心の中に住まわせている。会者定離とは言うけれど別れが切ない人がいる。その人を想う度に心に浮かぶ様々な風景がある。今この人と歩いた花野の中には月見草が揺れている。<かの人の残り香宿し月見草:やの字>:読売新聞『読売俳壇』(2021年8月9日)所載。
月見草思い浮かべるだけでいい:小杉なんぎん
月見草が咲いた。この花を見る度に思い浮かべる人がいる。二度とは逢えぬ人だけど心の中に住まわせている。会者定離とは言うけれど別れが切ない人がいる。その人を想う度に心に浮かぶ様々な風景がある。今この人と歩いた花野の中には月見草が揺れている。<かの人の残り香宿し月見草:やの字>:読売新聞『読売俳壇』(2021年8月9日)所載。
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