404
中野順子
コスモスやホーム短き山の駅
秋の旅に出た。降り立った駅はひどくホームが短かった。そしてコスモスが大きな群れで咲いていた。眼前には大きな山が立ちはだかっている。山に囲まれた小さなホームのコスモスに囲まれて日常のしがらみがすっ飛んで純粋な自分を取り戻す。日常から非日常へワープした小さな驚きの中に私が立っている。ひと吹きの風が通り抜けた。:俳誌『春燈』(2017年1月号)所載。
中野順子
コスモスやホーム短き山の駅
秋の旅に出た。降り立った駅はひどくホームが短かった。そしてコスモスが大きな群れで咲いていた。眼前には大きな山が立ちはだかっている。山に囲まれた小さなホームのコスモスに囲まれて日常のしがらみがすっ飛んで純粋な自分を取り戻す。日常から非日常へワープした小さな驚きの中に私が立っている。ひと吹きの風が通り抜けた。:俳誌『春燈』(2017年1月号)所載。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます