タックルで顔面強打青嵐：土居健悟

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タックルで顔面強打青嵐：土居健悟
ラグビーも新部員を迎えいよいよ合宿の手配に入る季節である。日々の訓練も基礎体力作りの段階からゲーム形式の特訓へと移って行く。タックルは基本にしてラグビーの華である。何度も何度も強烈なタックルを受けて居る内に顔面を強打してしまった。暫し放心状態となり場外へ寝かされる。鼻血を拭き取ったあところでヤカンの水をぶっかけて手当が終了。この伝統ある魔法の水で選手は何事も無かった様にプレイに戻って行く。ああ青春の何と眩しき。：読売新聞「読売俳壇」2021年5月31日掲載
（タックルや青雲流るる菅平：やの字）
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