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片栗や自づとひらく空の青 加藤知世子

2017年02月12日 | 俳句
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加藤知世子
片栗や自づとひらく空の青
山里だろうか片栗が咲いた。ああ時節が来れば咲くものは自ずと咲くんだな。春が来て空の光線がそれらしくなった。そして人々の出会いと別れが待っている。卒業、転勤、就職、進学。純白な心と心が交流し涙する。早春の空の青さが眩しい。:「合本俳句歳時記」角川書店(1974年4月30日)所載

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