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小春日を妻の歩幅で歩きけり:中村昌男

2020年11月17日 | 俳句
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小春日を妻の歩幅で歩きけり:中村昌男
ぽかぽかとた春の様な陽気である。連れ合いと揃っての外出。通常は夫の歩幅が妻の歩幅に勝る。そこで相手を思いやって遅い妻の歩幅で歩く事になる。会話も昔は一方的に男が力づくでまくし立てたが今では婦唱夫随で丸く収まっている。余談ですが小生は心臓肥大症があり普通の速度では苦しくて歩けません。婦唱夫随は昔から自然とそうなっておりまする。<小春日の時止めてゐる新聞紙:やの字>:読売新聞「読売俳壇」2018年12月17日所載。
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