友岡子郷
人日の黄の花々を数へつつ
新年も早七日目を迎える。食傷気味の身体を表へと誘い出す。黄色い花が目に優しい。名前を知っているのは冬ながらの蒲公英、水仙、蝋梅、パンジー、石蕗などあったが名を知らぬものも結構多い。日当たりの良い場所ではこの時期春を先取りしているのだろう。季節はデジタルにはやってこない。アナログで重なり歪んで進行してゆく。そんな季節に身を置いて今日も万歩計は頑張っている。:俳誌「角川・俳句」(2020年1月号)所載。
<いらっしゃいませー俳句喫茶店・つぶやく堂ーどうぞお入りください>
人日の黄の花々を数へつつ
新年も早七日目を迎える。食傷気味の身体を表へと誘い出す。黄色い花が目に優しい。名前を知っているのは冬ながらの蒲公英、水仙、蝋梅、パンジー、石蕗などあったが名を知らぬものも結構多い。日当たりの良い場所ではこの時期春を先取りしているのだろう。季節はデジタルにはやってこない。アナログで重なり歪んで進行してゆく。そんな季節に身を置いて今日も万歩計は頑張っている。:俳誌「角川・俳句」(2020年1月号)所載。
<いらっしゃいませー俳句喫茶店・つぶやく堂ーどうぞお入りください>