淡路夢舞台～小旅行part2-①～

　急に思い立って小旅行再び。今回の行き先は淡路島＆大塚国際美術館です。朝８時に出発すれば、昼食は淡路島でＯＫということで、おいしい店を探しました。ネットによると、『北淡で一番おいしいのは夢舞台にある レストランテ ナーノ』らしい。夢舞台？震災復興記念イベント淡路花博の跡地が公園になっているらしいですね。植物園もあるらしいので、行ってきました。
　淡路夢舞台、一番の印象は広いということ。とても綺麗です。水と植物と無機質な人工物のバランスがよくて、とても居心地が良かったです。花博のときは、ここも人が溢れていたのだろうけれど、今は人影も多すぎず少なすぎず。真夏の日差しにきらきら光る水の流れが、至るところに涼しい風を呼んでいました。バビロンの空中庭園ではないけれど、かなりの高みに作られた庭や花壇、薄灰色のコンクリートで幾何学的に構成された水のある空間など、ここには、日常から少し遊離した不思議な世界が広がっていました。２・３時間でなく、もう少しゆっくりしたかったです。
　この中に「奇跡の星の植物館」という植物園があるのですが、これがなかなか見ごたえがありました。各コーナーに特色があって、やはり水音が絶えない工夫がしてあります。中でも気に入ったのは、江戸の夏コーナー。木戸を抜けると、朝顔や獅子威しなど、日本の風情を色濃く漂わせる坪庭がしつらえられています。西洋の水は噴水のように一通りの音しかしませんが、和風庭園における水は自然の流れを模して千変万化、せせらぎの豊かな響きを楽しむことが出来ます。我が家の庭にも水が欲しいと、強く思いました。（でも、ランニングコストが・・・。）
　肝心のレストランテ ナーノ は、あいにくの定休日。植物園近くのオーガニックカフェで、おいしい南国風カレーとスイカソフトを食べました。夢舞台を後にして、下道を洲本まで走ります。途中で、不思議な建築物に遭遇しました。屋根の向こうに顔を出した金色のシルエットは、まるでシドニーのオペラハウスか巨大な湯たんぽのようです。なんだあれ？体育館のようにも見えましたが。鳴門に着いたのは４時ごろ。次は大潮に合わせての渦潮観光です。