今日の出来事

どこへでも風の吹くままに。 http://www.geocities.jp/syanagio/index.html

越前おおの冬物語

2011-02-09 | 
福井県大野市にある亀山城の、築城430年祭のクロージングイベントに行ってきました。
8時に家を出たときは2度という寒さ、放射冷却現象による濃い霧がかかっていました。
大野に近づくにつれ、車中から見る辺りの様子がなんだか・・不思議。 
木々が白いのです。細い枝先まで、見事に霜が下りていて、
折からの陽射しにキラキラと輝いていました。
外気温は零下3度。さすがは大野盆地、ちょっとした内陸性気候です。

駐車場に車を止めて、このイベントのときだけ開かれる七間朝市へ。
朝市は春からの開催が普通、こんな寒い時期に開かれるのは珍しいのです。
大雪の影響でか、流石に出店は少なかったですが、
「上庄の里芋」「雪から掘り出した甘い蕪」「バナナ専門店お勧めの一房」
大根の不作のあおりで我が家では漬けられなかった「大根の麹漬け」を購入。
お友達のお味噌屋さん・山元醸造の「天然熟成味噌『福喜樽』」も。

七間通りでは、餅つきがあって、突き立てお餅とのっぺい汁の振るまいがありました。
とっても寒かったので、アツアツがうれしかったです。
道端には雪見灯ろうがずらりと並んでいて、夜はさぞ美しかっただろうと思いました。
本町の「結ステーション」内の旧藩主隠居所では、
「おおの丁稚羊羹祭り」と銘打って、14テンポの丁稚羊羹が食べ比べできました。
武生辺りの水羊羹とは違い、暑さが4倍ほどもあり、結構しっかりした舌触りでした。
それはそれで、美味しかったのですが、
うーーん、やっぱり、私は地元のつるりとした水羊羹のほうが好きかも。

この430年祭野イベントにはチョコチョコ出かけていたので、
クロージングイベントに行けて、少しだけ大野市民の気分でした。

写真は、結ステーションの広場から、藩主隠居所越しに亀山城を望んだショットです。


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