闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
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RX-VISION に見る デザインキー?

2015-11-02 16:55:00 | 日記

​未だ行けてない、東京モーターショー。

日々、メディアで取り上げられるのを ヨダレ 拭いつつ見るばかり(笑。

 

「魂動」 の 「美しい」 という域での魅力に取りつかれ、気付けば早2年。

それまでは 「恰好良いか 否か」 という次元で見てきた車が、それこそ 「芸術品」 の域にまで昇格したかのような錯覚(?)すら感じてしまう。

それは、巷で 「すごくイイ!」 と 「アレのどこがイイ?」 の評価が完全 「二極化」 してるのからも伺えると思う。

優れた芸術品というのは、「万人に好まれる」 とは限らず、その大半が 「限られた人に熱烈支持される」 ようで、指示できない人から見れば 極端な 「絶対拒否」 になるらしい(汗。

 

国産車を思い返すと、ほとんどのメーカーに そうした 「芸術品」 として見ても評価されそうな車はあったハズ。

ただ、それらは「単発」 で、 「魂動」 の様に テーマの上でシリーズ化されたという例は、あまり記憶に無いなぁ。

 

そんなこんなで、まだまだ 「マツダ」 の放つ 「魂動ファミリー」 から離脱できない私なのです(笑。

なんなんだろうなぁ、あの魅力の力 って。

 

モーターショーに出展され、各メディアがトップで報じ続け、話題をかっさらってしまった感すらある 「RX-VISION」。

事前にシルエットを1枚発表し、上手に期待感を高めましたね。

 

メディア記事に出る画像を見る度、ため息がでてしまうのです(ヨダレも)。

恰好良いかといえば 「とてもイイ」 のだが、それ以前に とても美しい!

展示されてる事もあると思うが、それこそ飾っておきたいような 「芸術品」 とはこうしたものかと思ってしまう。

実車を見たら、鳥肌 が立ってしまうかも。

 

そんな 「RX-VISION」 が除幕されたシーンから、どことなく見覚えのある顔に見えたのです。

暫く 「何故か」 が判らなかったのですが、ふと 思ったのです。

 

「2010年のジュネーブモーターショー に出た シトロエンのコンセプトカー、SURVOLT に似てる」、と。

2e00864a.jpg 

上が、モーターショーに出展された EVコンセプトカー 「SURVOLT」。

実際に走行可能で、動画もけっこう残ってますね。

 

この車、今回の 「RX-VISION」 と同じギミックが、ライトの上に 「眉毛」 のように付いてました。

通常時は画の様に、白色の 「デイライト」 のように光り、ターン時には オレンジ色に変わって 「ウィンカー」 として機能するようになってました。

当時、このコンセプトカーを見た時、「LEDライトがシックリ来ない車デザインに対する、一つの回答では!」 と興奮したものです。

既存のライトのように、大きな反射板が不要になったLEDライトは、プロジェクター等で小型化すると、デザインが ソレ を生かしてると思える車はほとんど無いと思ってた。

現在でも、ミニや、ポルシェ911のように 丸いシールドビームのイメージが強い車は、外径を残しつつも、よく見ると 「プロジェクター埋め込み」 という手法を取ってます。

国内だと、「ジューク」 もそうした手法になっていて、何となく割り切れ感が微妙なのです(もちろん、私の中の話し)。

 

「SURVOLT」 は、やはり小さくまとめられた 「LEDライト」 を持たされてますが、そのままではフロントフェイスに対して 「小じんまりし過ぎ」 てバランスが悪い。

が、「コの字」 型のウィンカー兼デイライトを 眉毛 のごとく 「立体的に配する事」で、逆に 小さなライトユニット の印象を引っくり返すインパクトを与えてます。

タネを明かせば些細なギミックかもしれませんが、このデザインセンスには驚いた。

これがフランス人(デザイナー誰かな)の凄さでしょうか。

 

「RX-VISION」 をあらためて見ると、こちらは 「コの字」 の一端を 下にあるライトユニットに繋げてます。

結果、ライトと一体に見せて、ライトユニットが昔からある 「アストンマーティン」 のような形に 半分 「カバー」 を被せたような印象に持ち込んでます。

両者とも似た様な ギミックを持たせながら、頭の中で印象が直ぐ繋がらなかったのは、こうした細部の仕立て方で 印象が随分と違ってたからかもしれません。

これが法規的に認可される 「形状」 なのか素人の私には判りませんが、なんとも 「顔」 を 艶っつぽく仕立てて魅力を感じます。

「芸術的」 にすら見えてしまうのです♪ 

 

 下は、私が持っている 「SURVOLT」 の RCボディー です。

IMG_1203.JPG 

 タミヤの TT-01E 用のボディーとして海外から購入。

恐らく中国製で、「シトロエン」 の認可は恐らく取って無いでしょうね(汗。

発売後しばらくすると入手できなくなってましたが(ライセンス問題?)、最近はまた手に入るようです。

 

手持ちの様々な塗料実験に用い、次は 「電飾化」 といったところでイロイロあって作業中断。

今も押入れで埃を被っている、不幸なボディーです(涙。

 

ウィンカー兼デイライトのイメージを見せるため、向かって右側にオレンジ色の紙を、左側に銀紙を裏から貼ってみました。

う~ん、光らせないと全然判りませんねぇ。

 

これ 海外では ドリフト用 のボディーとして人気があるらしいけど、ボディー下部が別パーツになってたりと まるでプラモデルのようなスキルを要求される凝り過ぎた作りがイヤー。

そのおかげで、RCボディーとは思えない 「彫りの深さ」 が見事です。

 

「RX-VISION」 、コンセプトカーのままでいいから RCボディーで出たら面白いなぁ。

手持ちだと、Mシャーシ(ちょっとだけ小さいラジコン)用で アルファロメオ 「8C」 があるんだけど、これもロングノーズショートデッキ デザインが古典的で凄く美しい♪(現在、部屋の飾り物~)

 

って、未だラジコンを再開できる目途、全く立ってない(涙。



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