闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

CX-5 (6MT) の試乗 と MAZDA 3

2019-05-04 03:11:00 | 日記

​世間様はGW 10連休だとか。

カレンダー関係無い当方にとっては 全くいつも通りの通常業務でちょっと悔しい。

 

このところ、たまの休みが全て「雨」 で、花粉&汚れで 「アクセラ」 はドロドロのままでした。

やっと晴れた事もあり、午前中から洗車開始。

毎度のVoodoo Ride です。

念入りに洗ってたせいか、意外に時間が押してしまい、コーティングは屋根とボンネット部に留めて中途半端に(汗。

 

そのまま 地元のマツダディーラーへ。

今日は予約してた、「CX-5」 の 6MT車で試乗です♪

自宅車庫が狭い事から、購入対象外とした 「CX-5」 は初の運転になります、ワクワク。

 

店舗に入ると目の前に見覚えのある色の車が。

「MAZDA 3」、ポリメタルグレーでした!

聞けば、試乗車になる予定で、まだナンバーが付けられないので展示してるとの事。

先のマツダ内見会で見た北米仕様と違い、右ハンドルの国内仕様。

ライト横に付いてた海外仕様のリフレクターも無く、スッキリとした顔立ちに。

残念ながら 「撮影禁止」 の札がデカデカと掲げられ、撮影はできませんでした。

フルエアロ装着車となっていて、内見会の時と違うのは車高がノーマルだという点だけ。

 

触っても大丈夫というので、運転席に乗り込みジックリと拝見。

イグニッションを入れてもエンジンさえ始動しなければ大丈夫との事。

灯りの入ったメーターパネルは 「アクセラ」 のシンプル&モノトーンと異なり、控え目ながらカラフルで情報量が豊富。

デジタルの疑似表示だけど、アナログスピードメーターがあるのは、個人的にポイントが大きい。

音楽も聴いてイイというので、スマホの音楽をかけさせてもらった。

が、V30+ のクワッドDACを生かすAUX接続は、そもそもMAZDA3では端子が消滅しており、シブシブと無線接続での試聴に。

北米仕様がBOSE付だったのに対し、展示車はベーシックグレードらしく、非BOSEのノーマルスピーカー。

マツダが 「走るオーディオルーム」 と自慢するだけの事があるのか、お手並み拝見です。

 

音楽が流れ、音量を普段聴いてるレベルに調節。

…、これが標準スピーカーですか?

悪く無い、ってか 「アクセラ」 の時の いかにも 「安いスピーカーでお茶濁してます」 的な手抜き感がほとんど無い。

少し音量を上げても、低域用スピーカーがドアではなく、ボディ足元に独立してるせいか ボディパネルが一切共振しない。

自分の「アクセラ」 はデットニングした上で、米JL AUDIO の2Wayをインストールし、エージングがほぼ終わっているのですが、匹敵するほど良い音がするのに驚いた。

流石に低域は負けたけど、高域の艶やかさや明るさで 「アクセラ」 の勝ちーって、何の勝負だか。

BOSEは純粋なオーディオではなく、大学の研究室で産声を上げ、「空間を鳴らす」 をコンセプトにする異端児。

マツダオプション車で何種類か聞いたけど、やっぱり喫茶店的というか、音像が定位しないボヤーっとした鳴り方が好きになれない。

ボーカルがセンターで歌う曲なら、目の前に声が定位しないのは不自然。

残念ながら、音楽をBGMとして流すのには向いてても、純粋に音楽を聴きたいと思うなら BOSEは十二分に試聴してからチョイスするかを考えた方が良いというのが持論。

今回の試聴で、「MAZDA 3」 を買うなら ノーマルスピーカーがベスト と私的には結論付けられました。

 

運転席に座って気になった点が一つ。

いえ、パドルシフトが付いて無いってのも気になったけど(最廉価グレードだから?)、エアコンの吹き出し口が持ち手の真後ろに来るんですよ。

エンジン始動できないから確認できなかったけど、夏場にエアコンいれたらコレ、両手が氷のように冷え冷えになって辛く無いだろうか(汗

冬場はアチアチーになるかもしれないし。

メータークラスターのデザインに溶け込む位置に吹き出し口があるけど、手との位置関係がとても気になるのです。

 

暫く座ってたシート、残念ながら 「アクセラ」 との劇的な違いは見い出せなかった。

今回から人間工学をより深化させ、かなり良くしたと聞いてただけに期待したのだけど。

 

エクステリアは内見会(屋内)で見たのと印象はほぼ同じ。

ポリメタルグレーは太陽の下だと美しく輝くと聞いてたけど、確かに不思議なメタリック感で美しい。

逆に屋内だとポリバケツみたいに安っぽいというか、非金属感みたいなのがあってギャップが凄いですね。

フロントの格子グリルは良く見ると凝ったアールで美しい。

けどコレ、洗車するときはチマチマと相当手間が掛かりそうですねー(汗

 

と、タップリと 「MAZDA 3」 を説明付きで堪能。

昨日までは店内混雑してたとの事ですが、今日は人がまばらで思いっきり占有できました、ラッキー。

この後、入れ替わるように乗り込んだ若い男性、その後購入のサインしてました、一台お買い上げー(笑

 

店員が用意して下さった 「CX-5」 は最上位グレードだそうで、ちょっと壊さないかビクビク。

普段 「アクセラ」 を見慣れてるせいか、初めて近くでみるそれは、ミニバンみたいに大きく見えます。

異様に縦に長いドア(アクセラと比較してはダメですね)を開け、運転席に滑り込む。

やはり背の高い車は乗り降りも自然でスムーズだと実感。

電動シートとテレスコでポジションを合わせます。

ヘッドアップディスプレイは前面ガラス投影式なんですね、これも位置を微調整。

センターコンソールが幅広ですが、頭上が 「アクセラ」 と比較してタップリと余裕があるので室内空間の広さ感は圧倒的。

電動パーキングブレーキは、まぁそんなに使う事無さそうかな。

 

一番目新しいのは、やはりMTのシフトレバー。

クラッチを踏んで、各ポジションのイメージを掴みます。

思ったより入る時にゴッコン!と渋い感じ。

以前借りた トヨタ86のレンタカー がスコスコと入るのに比べると、ちょっとアタリが出てない感じかなぁ。

クラッチはストロークが長い印象、重さは若干重め?

 

走り出すと、それまで感じていた「CX-5」 の巨体感がスーっと消え、想像以上に取り回ししやすいのが好印象。

目線が圧倒的に上がる事による、前景把握の良さは やはり運転する上で大きなユトリになりますね。

前半はミスシフトしないかに注力してヒヤヒヤでしたが、思ったより短時間で普通に運転できるようになって少し余裕が出てきました。

シフトダウンも自動で回転を合わせてくれるのか、ダブルクラッチできない当方でもスムーズにギクシャクせず減速できます。

やっぱりマニュアルってイイですよねー。

ATだと やる事無くて、フットレストでボーっとしてる左足が、可愛そうになる。

 

横の営業さんと、「昔、BMアクセラが出た時に、同じ2.2D を積む6MT車を試乗したのがマツダ地獄の始まりでして」 と笑い話に。

その時、アメ車のV8と同等のトルクああるって話してたら、目の前をムスタング(今はマスタングか)が横切り、直線でフル加速してみましょうってやったんですと思い出話。

してたら、前方からオープンの コルベットC2が走ってきて、二人で 「今回もV8来ましたねー」 と大笑いw

この営業さん、初代ロードスター(NA)を何台も乗り継ぐ 大の車好きさんだそうで、マツダ車に限らず車の話題だと止まらなくなるのだそうで、とても親近感湧きました♪

でもって、今回も安全な場所を確認した上で、2速フル加速に挑戦。

う~ん、前のアクセラの記憶が古過ぎて比較にズレがあるのかもしれないけど、やっぱり車重があるせいか 「CX-5」の方が加速感がやや鈍い。

「アクセラ 22XD」 の豪快な加速感にはやや及ばないかもなぁってのが印象でした。

 

足周りについては、「CX-5」 って想像以上に足が短いのに驚いた。

もう少し、SUVっぽいというか、ストローク感がある足なのかと思ったらほとんど動かないんですね。

コーナーでも不自然なほどロールしないし。

でも、叔父の スバル XV ハイブリッドみたいに 「つっかえ棒」 みたいにガコガコなサスペンションとは違い、上品さはあるので、気持ち的には 「普通車」 に乗ってる印象でした。

っていうか、下手したら 「アクセラ」 の方がストローク感があるというか、懐が深いのではって思ったのは意外。

 

まぁ、自分の 「アクセラ」 は リジカラと AutoExeのスポーツダンパー(スプリングはノーマル)が入ってるので、ノーマルよりは少し締まった足回りなので、コレと比較すると基準がズレるのですが、ね(汗。

 

人生初 「CX-5」 は、想像してたより乗用車的というか、スポーツカー的で、SUVと言うイメージからは遠かったってのが実感でした。

まぁ、三菱ジープ数台乗り継いだ当方の感性がリアルオフロードに毒されてる事を考えれば、これが今時のSUVという事なのかなって。

でも、スキー程度ならともかく、これでオフロードは走りたくないなぁと感じたのも事実w

 

6MTは、「クルマを運転してるぞー」感があって、やはり魅力的に感じました。

どぉしても、AT車は楽なんだけど 「クルマに乗せられてる」感 があって運転してる気になりにくい時があります。

勿論、私が免許取った時代は、MTが普通で、ATは 高齢者か 運転が下手な女性が乗るものと見下されていた時代だった事で、一般の感覚とズレてるのはあるかと思いますが(汗

 

一つ気になったのは、MTだと誤発進防止が付かない事。

これは営業さんが教えてくれたのですが、もしかして 「MAZDA 3」 でも大幅にMTの設定が減ってるのって、国の指針が影響してるのではないでしょうか?

(MAZDA 3 だと、ディーゼルにはMTの設定無し。あるのは1.5ガソリンとXのみ)

確か数年後までに、全ての新車には「誤発進防止が義務付けられる」と聞いた気がします。

MTだからといっても、その国の方針には逆らえない。

となれば、MTでも誤発進防止のための何かしらのギミックが実用化できなければ、MT設定の豊富なマツダでさえ、数年を経ずしてMT壊滅という事態もあり得る?

 

この辺、早ければ今月末にも 「MAZDA 3」 の試乗車が用意されるかもと言ってた営業さんに今度会う機会があったら、MTの今後について質問してみたいと思います。

今はATの「アクセラ」に乗ってますが、MTはずっと残って欲しいと願う一人として。



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