闇夜の烏の変な世界

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「バレーノ」 と 「イグニス」 にテコ入れも、本当にやってもらいたい事とは…

2016-11-20 09:46:00 | 日記

​スズキが 「バレーノ」 と 「イグニス」 にグレードの追加を行った。

10年近くもスズキ車にお世話になってきた身としては、ちょっと気になる。

この 「気になる」 とは、正直な所 「大丈夫かな?」という心配心。

 

「バレーノ」 には、1.2Lの 「スイフト」 で好評のエンジンに 上位グレードを設定。

主には、ディスチャージライト(マニュアルレべリング…)が付いたとか、オートエアコンが付いたとかで、既存上位グレードを移植したようなもの。

 

「イグニス」 はルーフレールを付けたりし、より個性を出す演出が加えられた。

その他は色や材質の見直し程度で、特に改善されたとアピールする点は見当たらない。

 

最近の話し。

スズキのお店での、他愛ない 「イグニス」 や 「バレーノ」 が売れてない事への 個人的意見。

 

私自身はどちらも試乗した事が無いから、お店の方の方が詳しい。

それでも、新型の 「エスクード」を試乗した経験から 今のスズキのアピールポイントは多少抑えてる気がする。

 

先ずお店の方が推すのが、ハイオク仕様になるが 1.0Lターボ の出来の良さだそうだ。

1.2LNAが 「バレーノ」 で力を入れられてるようだが、実燃費の良さと扱い易さ、何より気持ちの良い吹け上がりで1.0Lターボは秀逸なのだとか。

カタログ燃費ダケで見られると 「何だか半端」 と私も感じたが、実際のエンジンは素晴らしく、ハイオクにしても財布に優しいらしい。

残念ながらこの1.0Lターボは 「バレーノ」にしか搭載されていない。

 

次に指摘されるのが、スズキが採用してるCVTの半端さ。

これはお店の方が 「あれは理解に苦しむ」 と言うのだから、やはりもう時代遅れなデバイスなのだろう。

「バレーノ」の1.2L、そして 「イグニス」 はCVTのみであり、私が 「エスクード」 で好印象を受けた 新6ATは設定されていない。

 

「イグニス」 に搭載される AWD も極々一般的なままで、改良されていない。

「エスクード」 で 「おーーーこれは凄いかもしれない!」 と、 「スズキもやるじゃん♪」 的に感動した 「ALL GRIP」 が その後全く展開されていないのだ。

マイルドハイブリッド化されても走りがモッサリと言われる 「イグニス」 でも、「ALL GRIP」 が搭載されれば評価はかなり変わるとみている。

「安いから使わない」 と公言されているようで、半端感が漂う。

 

結局のところ、スズキのお店の方と私の共通意見は、「バレーノ」 も 「イグニス」 も 1.0Lターボを軸に、新6ATで駆動系を纏めれば、全然注目される車になるだろうという推測なのです。

さらに 「イグニス」 のAWD が 「ALL GRIP」 になれば、TVCMのように どんな大地も思いっきり楽しめる 「小粒でも中身の濃い」 車に化けると思う。

 

そう考えていくと、今のところ条件を満たす(エンジンを除く)車種は 「エスクード」 しか存在しないのが今のスズキです。

ええ、エスクードはエンジンが1.6L(スイスポと同じ)だったけど、新6ATも ALL GRIPも良くできてた。

IMG_1393_escdo.JPG 

※試乗した 「エスクード」↑

 

恐らく、似たような考えで手を出す気が失せてる方、少なくないと予想する。

チョコチョコっと手直しして 「追加グレード」 なんてセコイことしてないで、根幹から車を鍛え直さないと売れる前に存在が忘れられる気がしてならない。

「バレーノ」 は昭和顔が微妙だけど、「イグニス」 は 「改善」 すればソコソコ評価が出ると思うのだけどなぁ。

そう、「SX4」 のように…。

 

本気で売りたいなら、マジでやろうよ スズキ!



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