山代中ブログ~伊万里市立山代中学校~

学校の日常の様子や山代の行事・歴史や自然等について、いろいろな記事を掲載しています。

「朝の読み語り」今年度最終回でした。ボランティアの皆様、ありがとうございました。

2013年02月14日 09時03分30秒 | 学校全体

 特に、三年生にとっては中学校生活3年間で最後の「朝の読み語り」でした。小学校からは通算9年間になります。終わってから、生徒みんなで書いたお礼の寄せ書きを手渡しました。

 「絵本の読み聞かせ」・・・絵本という簡単な「教材」の中にさまざまなテーマが隠されています。心の栄養になり、これから生きていく上での力になったのではないかと思っています。

 「たかが絵本、されど絵本」・・・ふと浮かんだ言葉です。 また来年度もよろしくお願いします。

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全校集会での校長の話 「人は、人権としては平等ですが、立場は違う(平等ではない)のです。」5(終)

2013年02月12日 04時45分17秒 | 学校全体

 この師弟関係を、「立場の違い」ととらえて厳しい指導をしていた全日本女子柔道の指導者が、勘違いしてある一線を踏み越えて人権侵害の域まで行ってしまったことにより、今回の問題に発展したのです。

また、人間は平等なのに「なぜ先生たちだけ職員室でコーヒーを飲んでいいと?」ということをいう生徒がいます。これは、先生と生徒という立場が違うからです。

 今日話したかったのは、「人間は人権という視点ではみんな平等だが、立場の違いでは平等ではない。」ということです。逆にいうと、「立場は平等ではなくても、人権は平等です。」(終)

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全校集会での校長の話 「人は、人権としては平等ですが、立場は違う(平等ではない)のです。」4

2013年02月11日 07時33分15秒 | 学校全体

○たとえば、先生と生徒の関係は、先生が年上ですから生徒は先生を敬うべきです。もちろん先生は生徒をかわいがらなければなりません。また、先生と生徒の間には「師弟関係」があるはずです。 そこで、次のようなことわざを紹介します。「三尺(または三歩)下がって師の影を踏まず。」
もともとは仏教から来ているそうですが、それくらい弟子(生徒)は師(先生)のことを尊敬して従っていくものです。

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全校集会での校長の話 「人は、人権としては平等ですが、立場は違う(平等ではない)のです。」3

2013年02月10日 16時51分46秒 | 学校全体

○たとえば、年齢が違えば、平等ではありません。年上の人に対しては敬語を使うべきですし、ずうっと年上であるお年寄りに対しては、いたわりの気持ちを持たなければなりません。もちろん、年上の人は年下をかわいがるべきです。
 例:我が家で(おもちゃの取り合いなどで)兄弟げんかをしていました。我が家の方針は、「年上であるお兄ちゃんの言うことを聞きなさい。お兄ちゃんが先です。」ということを言い聞かせました。 と同時に、「年上であるお兄ちゃんは年下の弟をかわいがりなさい。」と言い聞かせました。けっして「お兄ちゃんだから我慢しなさい。」とは言いませんでした。


 するとどうでしょう。(←ビフォー・アフターの口調で・・。) 次回、けんかした時、お兄ちゃんが「弟が先でいいよ。」と言ってくれたのです。

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全校集会での校長の話 「人は、人権としては平等ですが、立場は違う(平等ではない)のです。」2

2013年02月09日 13時47分52秒 | 学校全体

3 ところが、立場が違えば平等ではありません。

○たとえば、親子関係は平等ではありません。親は子を養う義務がありますし、子は養われています。だから、そこには平等な関係はありません。子は親の言うことを聞かなければならないのです。逆に、保護者である親はわが子を「保護」しなければならないのです。ところが、最近は子が親に反発したり、ひどい時は暴言をはいたりするということを耳にしますが、とんでもないことです。

 二十歳をすぎたらある程度自分の考えで物事を決めることができますが、そうであっても親子関係は変わりません。

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全校集会での校長の話 「人は、人権としては平等ですが、立場は違う(平等ではない)のです。」1

2013年02月08日 10時07分21秒 | 学校全体

 皆さんに質問します。「人間は平等だと思いますか?」

こたえは、・・・平等でもあるし、平等でもない。⇒今日はこのことについて考えます。

人間は、①「人権」という見方(視点)では、平等です。 しかし、②「立場」が違えば、平等ではありません。

人としての基本的人権
○「1個の命」として平等です。また、○「最低限の生活を営む権利を持っている」という点では平等です。人権侵害の例として・・・暴力や「ばか」「死ね」という暴言などがあります。最大の人権侵害は殺人、戦争です。


○つまり、だれでもかけがえのない1つの命を持っているのです。赤ちゃんも、若者も、老人も。みんな人権を持っているという観点からは平等です。

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