フミンスカヤの日日是好日

ねこと日本酒と本に囲まれた隠居生活がしたい!

エリザベート

2012-05-30 23:57:22 | 音楽・お芝居そして落語
為朝祭りの翌日は『エリザベート』を観てきました!

いやぁ~7月の博多座まで待ちきれんかったと^^;

今回は新キャストも多いのでかなり楽しみです♪


ロビーにはその新キャスト、イケメンルドルフたちのパネルが。
う~ん、眼福眼福☆



瀬奈さんエリザ
前期は浅海さんしかみる機会がなかったので、初見です。
「私だけに」の最後まで裏声になることなく歌い終えた。すごい。


ゆーいちろーさんトート
若いっ!痩せたな~、そしてかつらが変わってる。
顔がちっちゃくみえる。いやもういろいろ教えて欲しいです、秘訣を!
歌も12月2月と搾り出すようでつらそうな感じが気になってたけど
今公演は調子よさそう。そのままの調子で博多に来て~!


杜さんゾフィー
前期よりはお姑さんっぽくなりましたが、まだまだやさしいお姑さんって感じ。
寿さんのゾフィーからは(今期はまだ見てないけど)
嫁のエリザベートは最初から敵もしくは道具って思ってる感じを受けるのだけど
杜さんからは、自分もそう教えられて、それが皇后の務めだと信じて生きてきた
だからエリザにもそういう生き方を求めてるっていう印象をうけました。

しかも瀬奈さんエリザが元気というかパワフルなので
息子を見捨てなきゃいけないほどのギリギリ感がまったく伝わってこず
時々「自分勝手な人」にしか感じられなくなっちゃって
この嫁姑をみていると、なんだかもうお姑さんに肩入れしちゃうな~。
これは演技力云々ってことではなく、中の人から感じる雰囲気とかのレベルだよなー^^;



2階のディスプレイはこんな感じー。



禅さんフランツ
相変わらずこの方の年のとり方で年月の経過を感じます。
前期観たときには「禅さんすごい~!」とただただ感動したのだけれど
今回は「なにいい年してお母様のせいだ」とか言ってやがるんだ!とか
フランツの言葉に引っかかったり…。

エリザとゾフィーの関係についてもそうだけど、
今回は物語に入り込んでみることが出来ているようです。
え~っと、、、今までが物語りに集中できるレベルでは、、、(以下自粛)
そう思うと今期の観劇がいかにシアワセなことか。


平方ルドルフ
好きですね。歌も姿も性格も「端正な」って言葉が似合うルドルフ。
真面目できちんとしていて、だからこそこのままではダメだって思ってて
僕が変えなきゃって思って、自分の力ではどうにも出来ないってわかって
そして死を選ぶっていう。
一番可哀想なのはエリザでもフランツでもなく、息子じゃんかーっ!と。
こんなにルドに肩入れしたのは初めてです。
(やっとドラマがちゃんと感じれるキャストになったからでしょうな)


清史郎チビルド
何故か博多座では笑いが起こってしまう「昨日は猫を殺した~」の歌
あの歌で少年ルドルフの気持ちがよくわかった。
歌もまあまあうまいし、なんと言っても少年ルドルフの心情が十分に伝わってきた。
いや~うまかね!!


今までも何度かエリザベートは観ていますが
今期は期待できます!
ドラマも歌も楽しめそうです!!

ということで、福岡に帰ってきた翌朝、早速博多座会さんに電話して
チケットを買い足しちゃいました^^;
もう東宝の思うツボです。てへっ☆




★----- おぼえがき -----★

【2012年5月25日 昼キャスト】

エリザベート:瀬奈じゅん
トート   :山口祐一郎
フランツ  :石川禅
ゾフィー  :杜けあき
ルドルフ  :平方元基
少年ルドルフ:加藤清史郎

為朝祭り

2012-05-29 20:31:40 | 音楽・お芝居そして落語
『平清盛』神回が続いております!
素晴らしいです。もう神ドラマの域でございますっ!!

脇役にも各々物語があって、群像劇として秀逸の出来。
なんとなくレミゼを思い出します。
(まあ群像劇として素晴らしすぎて主役の存在感が若干薄れておる気もいたしますが)

今回は「保元の乱」
橋本さとしさん演じる源(ガンダム)為朝の無双っぷりがたまりませんでした。
もう、橋本さんには為朝ミュージカルをやって欲しいぐらいです☆


そして先週は新橋演舞場でその為朝が主役のお芝居を観てきました!

三島歌舞伎『椿説弓張月』




これが、、、なかなかおもしろかったです!

下帯一枚の美男に竹釘打ち付けて血がだら~という拷問シーンだとか
登場人物が何人も自決しようとする感じだとか
かなり三島味が濃厚な芝居ではありましたが
意外と歌舞伎風味というか、崇徳さんの霊が出てくるシーンだとか
怪魚だとか烏天狗だとか、なんかもうワクワクしちゃいましたね。

演者も花形歌舞伎っつーだけあって若くて美しいし♪
一時はまんまる顔になってた松也君がずいぶんスッキリして美しく
そしてあだっぽい色気まで漂わせてた。今後が楽しみ。


今回は超久しぶりにイヤホンガイドを利用してみました。
幕間に三島が歌舞伎について講義している肉声が流れるっていうのでね。
(イヤホンガイドは浄瑠璃とかの音に集中できないので、やっぱりちょっと苦手だ)
三島サンは本当に歌舞伎を愛していたのだな~というのが伝わってきました。
そして、この『椿説弓張月』初演の翌年、自決したっていうのも
三島好きには興味深いエピソードなのだろうなぁ。


いや~それにしても久しぶりに歌舞伎でこんなにワクワクニヤニヤしちゃったよ。
大河のガンダム為朝のおかげでこんなおもしろい芝居に出会えてラッキーでした☆


以下のページから動画も見れますよん
『椿説弓張月』小道具の工夫:歌舞伎美人


おっ★

2012-05-16 22:28:41 | 本のはなし
宮崎美子のすずらん本屋堂という番組を毎週録画してチェックしてます。

NHKの『週間ブックレビュー』が終わった今、
おもしろそうな本の情報収集ができる番組として、結構気に入っているのです。

昨日の放送分を1日遅れで見ていたのですが
この日のゲストは夢枕獏さんだったので、仕事している時から
「今夜は録画しているすずらんさん見ちゃうんだから♪」と楽しみにしていたのです。

んで、夢枕さんのコーナーが終わっておすすめ本コーナー。



明日もいっしょにおきようね─捨て猫、でかおのはなし

保健所に収容されたノラ猫の話って感じだったので
「あ~、こういう話苦手だからもう以降は見ずに消去しようかな。。。」
と思っていたら、なんとこの本を書いた人、富士丸の飼い主さんなのだそう!!
おお~、あの富士丸の。もともとライターさんだったのね。
どおりでブログの内容がおもしろかったはずだ!

と、いつも以上に満足な気分でいたら番組の最後にイケメンが来ます~とのこと。
そりゃ~どんなイケメンがくるのかみとかなねーと思っていたら
エリザでルドルフを演じる平方君であった!!!

司会の宮崎さんとは同じ事務所だそうで、舞台エリザベートの宣伝であった。
平方君、戦国鍋TVの時よりも大人っぽくなってるな~♪
今期の舞台の映像も流れてました。
うぉ~~~楽しみ~~★

今回のすずらん本屋堂、超満足な内容でございました!


平方君が紹介していた本はこちら
  ↓


エリザベート (上) 美しき皇妃の伝説 (朝日文庫)


もりもりもりもり~^^;

2012-05-09 13:34:49 | 日々つれづれ
平清盛にもう夢中☆なyama_fumiです。こんにちは。

先日も、博多座の後、めずらしくワインなどをいただいてまいりまして
帰宅したのは結構遅い時間だったというのに
そこから、録画していた「平清盛」を見てしまいました。


今回は特に素晴らしかった!!
ネット用語で言うところの「神回」でございましたな。

崇徳の感情が~だとか、
雅仁親王の歌と涙が~とか
鳥羽法皇の(ある意味人外な)美しさが~だとか
家定さんさようなら~だとか、
崇徳さんのお付の人は登場時間は短いわりに持ってったな~だとか
平氏のみなさんはキャラが確立してきてほのぼのファミリーだな~だとか
マツケン清盛がウォーウォー叫んでなくて落ち着いてきて安心したわ~だとか
もう、しゃべりたいことはいっぱいあるのですが
私のまわりでは(このブログ読んでくれてる人は)
このドラマを見てる人は皆無なので、ここでは控えます。

不満というか困った点といえば、、、
平氏は出てくる人出てくる人、みんな「●盛」って名前なのです。
どいつもこいつもみんな盛モリ言っちゃってるんです。
私のポンコツ頭では到底おぼえきれません…^^;


とはいえね~、ホントおもしろいんですよ。
今回の放送もすでに3回は通しで見ています。
気に入ったシーンは何度も見直してしまっています。

ドラマをこんなに反芻して楽しむなんて
ここまではまった大河は初めてです!


そして、今回も強烈なキャラが登場して来ました!

なんかね、戦闘モノのアニメか映画から飛び出てきたような強烈キャラ
ぱっと見て「え?誰が演じてるの??」と目を奪われ
声を聞いたら、ミュージカルでもおなじみの橋本さとしさんでした。

源為朝(橋本さとし):NHK大河ドラマ平清盛


為朝って何した人?と思ってググってみたら
なんと『南総里見八犬伝』でおなじみの馬琴先生の作
『椿説弓張月』の主人公らしいではなかですかっ!!

『椿説弓張月』の物語はまだ読んだことはなく浮世絵で何度か見た程度ですが
なんだか強烈な絵ずらなので、タイトルはしっかり憶えています。

おお~、今後、為朝さんがドラマでどう絡んでくるのか
ワクワクしてきたぞ~!!


そしてそして、検索している途中で
今月の新橋演舞場で三島由紀夫歌舞伎の『椿説弓張月』がかかっていることを知りました!!!!!

こっ、、これはっ!!!!!!!
(以下ご想像にお任せします)




「ラ・マンチャの男」

2012-05-06 23:58:46 | 音楽・お芝居そして落語
連休最終日は博多座で「ラ・マンチャの男」を観て来ました。



博多座のビルの柱にモノクロの等身大ポスター。
これは目を引きます!うん。いい感じ~♪





じつは私は歌舞伎の幸四郎さんは苦手で、退屈に感じちゃうんですよね~。
ただ、「アマデウス」を拝見した時は(途中うとうとしたものの)おもしろかった記憶があったし
歌舞伎でも加賀鳶の道玄がよかったので(ま、大半寝てましたけど^^;)
今回は期待して観劇に望んだんですよね!

※yama_fumi的幸四郎考





んで、「ラ・マンチャの男」
舞台装置とか演出とかはとっても面白そうなんですよ!
なのに。。。なんでだろうな。。。居眠りしちゃってた。。。^^;

いやいや、けっして退屈なお芝居ではないし
音楽もいいし、本当に、、なんでだろうねぇ。。。
たぶん幸四郎さんのもにょもにょした台詞回しが
私と合わないんだと思う。(←もうそれしか考えられない!)

退屈してきちゃうんだよね~。
幸四郎さんの勧進帳を観たときも思ったけど。
幸四郎さん、勧進帳を●●回演じたというのがよく記事に載ってるけど
そのたびにワタクシ、回数じゃないやろ~って思ってマス。
そして、今回、それと同じような感じを受けたんですよ。
なんだろう、こなしてる感はあるけど胆(はら)は伝わってこないというか…。


勧進帳の時は富樫を吉右衛門さんが演じられてて
富樫目線でお芝居を観れたけど、、、今回はね~。
サンチョの駒ちゃんはかわいかったけれど、吉右衛門さんほどはこころ奪われないし。。。
ってことで、ウトウトしちゃったんでしょうなー。

え~っと、いろいろいいお勉強になりました。



濃いっ!!

2012-05-05 15:40:25 | 音楽・お芝居そして落語
地元にイオンモールが出来て、シネコンが入ってるので
わくわくしながら映画をみてきました!

『テルマエ・ロマエ』


阿部ちゃんで実写映画化というニュースを見たときから
楽しみにしていました♪




笑えます!超笑えます!そして濃いいです!!
なんで顔が濃いってだけでこんなに笑えちゃうんだろう★


ちなみにワタクシ、KOプラザホテルでチェックインする際に
いきなり英語で接客され「いったい何人に見えるっていうんだ!」という経験が
2度もございますが…
この映画をみて、私程度の顔の濃度では到底古代ローマ人にはなれないなぁと
よくわからない敗北感を感じておる次第です。はい。。。



アメフト暦5年!

2012-05-03 12:16:11 | 日々つれづれ
昨日、トレーナー氏のところにほぐしてもらいに行きまして
「なんだこの僧帽筋は!アメフト暦5年だな!!」といわれました。。。

自転車の転倒での負傷はずいぶんと回復してきてはいるのですが
左肩の打撲の痛みがひどくって、就寝中にうっかり左側に寝返りを打とうものなら
痛さで目がさめちゃうくらいです。
生活に一番支障がある所かな~。

んで、左肩が四六時中ぐっと持ちあがっているらしく、
僧帽筋がモリッと盛り上がってしまっているようです。。。

これがひどくなると肩を下に押し下げるように(正常な位置に戻すように)
テーピングでガチガチに固めるらしいのですが
ま、この程度ならそのうち戻るだろうと。



うみがめクッキー☆


ただ驚いたのは、今まで絶不調だった脚のガチガチがなくなってたこと!

けがしてるからいつもよりも軽く押してるのかな~と思ってたら
「いつもと同じか、いつもよりもちょっと強めに押してますけど」らしい。
そういえば転倒してから、ジョギングどころかウォーキングもやってないので
脚の筋肉はいい状態だったということかしら。

いつもは痛くて絶叫しているのに、昨日は痛気持ちいい感じで
うっかり寝てしまいそうな心地よさでした。


筋肉にも適度な緊張、適度な休養が大事なのだなぁ~と思いながら、、、
これからどうするかしらねぇ…。




エリザベート展

2012-05-02 18:44:39 | 日々つれづれ
博物館の「輝ける皇妃 エリザベート展」に行ってきました!

時系列に展示されていたので
ミュージカルのストーリーをなぞりながら
エリザベートの人生をたどることが出来ました。





そして、今のワタクシの心情にピシャっと通じる言葉に出会いました。


女性が馬に乗るなんて!と言われた時代に乗馬を好み、
落馬して脳震盪を起こしたあとに旦那のヨーゼフ皇帝に宛てたエリザベートの手紙

「私はちょっと落っこちたくらいで勇気を失ったりしなかったということに誇りを感じています」

エリザベートの生き方にはいままでそんなに共感したことはないんですけどね~。
今、通じあえた感、MAXです!