フミンスカヤの日日是好日

ねこと日本酒と本に囲まれた隠居生活がしたい!

為朝祭り

2012-05-29 20:31:40 | 音楽・お芝居そして落語
『平清盛』神回が続いております!
素晴らしいです。もう神ドラマの域でございますっ!!

脇役にも各々物語があって、群像劇として秀逸の出来。
なんとなくレミゼを思い出します。
(まあ群像劇として素晴らしすぎて主役の存在感が若干薄れておる気もいたしますが)

今回は「保元の乱」
橋本さとしさん演じる源(ガンダム)為朝の無双っぷりがたまりませんでした。
もう、橋本さんには為朝ミュージカルをやって欲しいぐらいです☆


そして先週は新橋演舞場でその為朝が主役のお芝居を観てきました!

三島歌舞伎『椿説弓張月』




これが、、、なかなかおもしろかったです!

下帯一枚の美男に竹釘打ち付けて血がだら~という拷問シーンだとか
登場人物が何人も自決しようとする感じだとか
かなり三島味が濃厚な芝居ではありましたが
意外と歌舞伎風味というか、崇徳さんの霊が出てくるシーンだとか
怪魚だとか烏天狗だとか、なんかもうワクワクしちゃいましたね。

演者も花形歌舞伎っつーだけあって若くて美しいし♪
一時はまんまる顔になってた松也君がずいぶんスッキリして美しく
そしてあだっぽい色気まで漂わせてた。今後が楽しみ。


今回は超久しぶりにイヤホンガイドを利用してみました。
幕間に三島が歌舞伎について講義している肉声が流れるっていうのでね。
(イヤホンガイドは浄瑠璃とかの音に集中できないので、やっぱりちょっと苦手だ)
三島サンは本当に歌舞伎を愛していたのだな~というのが伝わってきました。
そして、この『椿説弓張月』初演の翌年、自決したっていうのも
三島好きには興味深いエピソードなのだろうなぁ。


いや~それにしても久しぶりに歌舞伎でこんなにワクワクニヤニヤしちゃったよ。
大河のガンダム為朝のおかげでこんなおもしろい芝居に出会えてラッキーでした☆


以下のページから動画も見れますよん
『椿説弓張月』小道具の工夫:歌舞伎美人


最新の画像もっと見る

コメントを投稿