フミンスカヤの日日是好日

ねこと日本酒と本に囲まれた隠居生活がしたい!

ドイツな日々??

2012-10-31 14:00:41 | 日々つれづれ
宿泊が青山だったので、お散歩がてら紀ノ国屋インターナショナルに行ってきました!

普通のスーパーでは見かけない食材や調味料が置いてあって
とってもワクワクする空間です。

とはいえ旅の途中の身なので、ナマモノは我慢。。。
調味料も「一旦、地元のカルディをチェックしてみよう」つーことでお買い物は控えましてー

お目当てのドイツパンのみお買い上げしてきました~!




ドイツパンの酸味がなかなか癖になりますな。
おいしい♪

カルディで買って来たクリームチーズ(こちらもドイツの♪)をぬって
生ハムやサーモンを置いたオープンサンドにしていただくのがお気に入りです。
しゃれとりましょ~(^^)V


つーことで、ドイツなモノにかぶれております!
今の勢いなら、ドイツ語のお勉強もリスタートできる…かも…。


エリザベートの旅、終了!

2012-10-29 20:04:46 | 音楽・お芝居そして落語



金土は東京での打ち合わせ後、居残ってウィーン版エリザベートを観てきました!
東急シアターオーブでの初観劇です。

以下、ほぼほぼ劇場に対する感想だったりします^^;


ウィーン版の公演は相変わらず素晴らしいのですが
先週の梅田と比べると、う~~~ん、、、って感じです。
声がね、、、オケの音に埋もれてしまってて聞き取りにくかったのです。
特にマテさんとルカスさんの「闇が広がる」なんて、後半ほとんど聞こえなかったです。
演奏とアンサンブルさんの声にかき消されてしまって。。。

オーブはミュージカル専用劇場ってふれこみだったのに
音響はいまいちな気がしました。

26日夜は21列センターブロック
観劇するには全体がみえるし悪くない席です。
なのに、本当に聞こえない。

27日昼は12列センターブロックで
前日よりは若干ましに感じましたが、それでも梅田の音に比べると
がっかりレベルです。

そんな中でもマヤさんの声だけはビンビン響いてくる!
マヤさんが素晴らしいのか、調整がうまくいってないのかは不明。
せっかくの素晴らしい公演なのに、私程度のアホ耳でも不満に感じるなんて
なんだか残念です。。。


オケの演奏も梅田の時ほどの感動はなく。。。
音響のせい?それともメンバー代わったのかしら??

マイクの音が一瞬途切れたりというところもありました。
オーブさん、しっかりしてくれよー!


劇場としても、なんだか無駄にスタイリッシュ。。。落ち着かないです^^;
飲食するには2Fホワイエまで移動しなければいけなく
また、そこも基本がスタンディングなので
「立ったままモノを食べるなんて、お行儀が悪い!」と躾けられた身としては
どうも受け入れられません。。。

都会で「スタイリッシュに観劇を!」っていうコンセプトなのかもしれませんが
観劇中は集中して観たいものからすると、休憩時間はくつろぎたいですわ~。

そして女性トイレからの長~~~い行列がホワイエに溢れています。
劇場なんか9割以上が女性なんだから、もうちょっと考えればいいのに。
新しく出来た劇場のわりに、マーケティングがいかされてないなぁ。

あと、駅に出るまでにエレベーター待ちしなきゃいけないのもちょっと面倒です。
劇場は地続きに限る!



こんなの紙でいいから、音をちゃんとせい!


劇場はいまいちでしたが、舞台の上は熱演でした!

マテさんは梅田よりも声の調子は悪そうでしたが、動きはちょっとワイルド風味に。
他の方達も高値安定☆

ゾフィー役の方が梅田のときよりもさらに演技よりというか熱演でした。
この方、梅田のカテコで涙流されてて、その姿も印象的でした。

みなさん楽しそうに、そして満足げに演じられてるので
日本を好きになって、そしてまた日本公演にやってきてくれないかな~と思いながら
約半年に渡るエリザベートの旅を終える私なのでしたー!


Bravo☆

2012-10-24 19:13:46 | 音楽・お芝居そして落語
ウィーン版ミュージカル「エリザベート20周年コンサート」に行ってまいりました!

20日昼夜、21日昼と3公演立て続けに観てまいりました。
アホでしょ~^^;



★----- Cast -----★

Elisabeth: マヤ・ハクフォート(Maya Hakvoort)
Der Tod: マテ・カマラス(Máté Kamarás)
Lucheni: ブルーノ・グラッシーニ(Bruno Grassini)
Franz-Joseph: アンドレ・バウアー(André Bauer)
Rudolf: ルカス・ペルマン(Lukas Perman)


「コンサート」という公演タイトルが付いてますが
大きな装置やセットが無いだけで、ほぼ本公演と同じ内容です。
簡易セット版ミュージカルって言ったほうがぴったりくるかな。


エリザベートを演じるマヤさん!
凄かったです!素晴らしかった!

少女時代(オペラグラスは封印よ)から晩年まで違和感が無く
自然に年齢を重ねていった感じで、一人の人生の物語を見たって感じだったし
歌の素晴らしさは、もうね~何度も震えが来ましたよ。
エリザのテーマ曲とも言うべき「私だけに」
精神病院のシーンでの「魂の自由」
ルドルフの死を悼む「死の嘆き」
そして「夜のボート」
どれも絶品過ぎて気絶しそうでした(笑)

あと、1幕最後の額縁の中のエリザベート肖像画のマヤさんの美しかったこと!!

マヤさんがエリザベートを演じるのは今回の日本公演が最後らしい。
たとえウィーンに行ってももう観ることはできないんだな~と思うと
迷った時期もあったけど、大阪まで行っておいてよかったと言うか、
行かなかったら後悔するところでした。


ドイツ語なマテ☆
DVDでみる野獣系マテトートよりもパワフルさがちょっと少なかったかな~。
でも東宝版のトートとはまったく別物で、楽しめました♪


ルキーニ役のブルーノ・グラッシーニさん
小柄でかわいい印象。
DVDのキャスト(セルカン・カヤさん)ほど突き抜けたパワルフさは無いけど
なかなかいいわ~。(東宝版は一択なのではじめて兄以外のルキーニっていう点でも)
20日夜公演が1000回目の記念公演だったみたいで
カーテンコールではサプライズでマヤさんから花束が。
ブルーノさん本人には内緒だったみたいで、本当に喜んでて
その姿がまたかわいかった。


フランツ役のアンドレさん♪
今回のマイツボ☆
DVDみてる間は特別魅力を感じなかったのだけど
ナマで見るととっても素敵です♪
すーっと姿勢がよくて品があって
ああ、皇帝として育てられた人ってこんななんだろうな~って感じの美しさ。
素敵なオトナの男って感じなのに、カーテンコールでのおちゃめさや
ステージ上でマヤさんの腕をすすす~って撫でるいたずらしたりと
なんだかチャーミングなところも垣間見られ、もうドツボです^^;

最後通達の「エリザベート、開けてくれ~」のシーンなんか
フランツがかわいそうでかわいそうで
私がかわりによしよしハグしてあげたいっ!って思いました。毎回。
「夜のボート」もどちらかと言うとフランツ贔屓。
だって好みなんだもんっ!


ルドルフ役のルカスさん
正統派イケメン王子様ですな。
DVDだと「人形遣いみたいだ…」と、ちょっと笑いが出てきちゃう闇広のシーンが
ルカス&マテの組み合わせだと、美しかったです。
ルドルフのシーンももちろんいいんだけど、
おすまし顔でアンサンブルとしていろんなシーンに登場してる姿が結構好き~!

あと、ルカスさんとアンドレさんが並ぶと本当の父息子に見える!
二人ともすーっとしてて端正な顔で髪の毛が柔らかそうでイケメン親子です。
父と息子が両方とも母親のエリザベートに片想い…
「ここも三角関係やな」という感想は東宝版では感じたことの無い気持ちです。


今回のキャストは本当にすばらしいかったです。



せっかく大阪に来たので、ねぎ焼きで一杯♪


舞台の作りはステージ上にオケが入ってて
それを取り囲むように棚(?)とスロープがある感じの簡素なもの。
演技できるスペースもかなり限られているし
アンサンブルさんの人数なんかもかなり少ない感じなのに
物足りない感じなんかはまったく感じず、、、十分すぎるくらいでした。
すばらしい歌と熱演があれば大掛かりなセットとか必要ないんだな~って思いました。

あとオーケストラの演奏がこれまた素晴らしいっ!
帝劇での金管の悪夢はなんだったんだ!
日本にもちゃんと演奏できる人、居るじゃないですか~。
トート閣下が降りてくるだけのゴンドラとか取っ払っちゃって
その分をトランペットのギャラにしてもっと上手い人をキャスティングして欲しいわ~>東宝版


あとなんと言っても、訳詩が違いましたね。
ドイツ語→日本語にする際に、文字数とかメロディーに合わせるとか
いろいろ制限はあるんでしょうけどね。。。
訳詩みてると今までみてきた「エリザベート」とはまったく違う世界観。
私は東宝版の歌詞よりも字幕で流れる訳詩の世界の方が断然好きです!


それからコンサートだからかなのか、それとも大阪の土地柄なのか
会場の盛り上がりも凄かったです!

なんだかもう、すっごい濃い2日間でした。
凄いもん観たっ!!


26日は仕事で東京日帰りの予定だったのですが…
「もうこの組み合わせでのエリザベートは観ることが出来ないんだな」
と思ったら、せつなくて、、、
そしてモロモロ調べてたら
あら、飛行機は金曜の夜に帰るよりも土曜日の方がお安いわ~経費節減にも協力するべく便を変更っと。
26日のチケットも27日のチケットも、幸運にも手に入れることが出来まして
これはもう、観にいく運命なのだろうと…ええ、アホですとも^^;

つーことで、私のウィーン週間はもうちょっとつづくのでしたー。




秋ですなぁ。。。

2012-10-08 20:22:37 | 日々つれづれ
きーちゃんが亡くなって2週間が過ぎました。

家ががらんとしています。
たった猫一匹居なくなっただけなのにねぇ…。

「行ってきます」って言っても
「ただいま~」って言っても
玄関先に来てくれるにゃんこは居ず。。。

母が旅行に行ってた夜なんかは、一人っきりの家に帰るのが嫌で嫌で。
かといって、誰か誘ってのみにいく気にもなれず、、、
イオンモールをぶらぶらしてむだに時間をつぶしたりしたり。

いままで「一人でも結構楽しく過ごせるワタシ」なぁんて思ってたけど
じつは本当の意味では「ひとり」ではなかったんだな~って気づきました。

なんだかですね、人生を考えてしまう今日この頃ですよ。




とか何とか言いながらも
日々過ごしていかなければいけない訳で
どうせ過ごすのなら楽しみを感じながら過ごしたい訳で
気持ちも随分と通常運転に戻りつつあるし
っつーことで、秋といえばアレでしょ!
「読書の秋」

ブログのサブタイトルをふと思い出しましてねー。
「ねこと日本酒と本に囲まれた隠居生活がしたい!」ですよ。
ねこ要素が減ってしまった分を日本酒で補おうとしたらキケンですからね~。
(父が亡くなったときはちょっとしたアル中でしたもん^^;)

つーことで、本で埋めることに。




夢枕獏さんの新刊『宿神』

佐藤義清(後の西行)と平清盛が出てくる新シリーズです。
『陰陽師』っぽい雰囲気だし
今年の大河ドラマのパラレルワールドっぽくてより楽しめます!


再来週末は大阪にドイツ語なマテ☆を観に行くという楽しいイベントもあるし♪

ということで、私はそれなりに大丈夫みたいです~。