久しぶりに歌舞伎を観にいってきましたよ!
お昼の部の演目も気になりつつも
夜の部のみチケットを手配。
お昼から所用をこなし、思ったよりも早く片付いたので開場前に着いちゃった。
コーヒーでも飲みながら本でも読んで過ごそうと思ってオークラカフェへ。
口が勝手にスパークリングワインを注文しておりました(汗)
いや~驚くわ~。
一幕目は『恩讐の彼方に』
苦手な新歌舞伎ですよ…。居眠り必至。
ドラマチックな幕開けに、お!居眠りしないで済むかもと安心したのもつかの間、、、
なんだあの暗転の多さ。
セットを変えるのに必要なんだろうけどね、、、真っ暗にして観客をほっぽらかしにするあの時間、大嫌い。
つーことで、眠りに落ちてしまいましたよ。。。
洞窟を掘るシーンでは目を開くたびに穴の位置が変わってて、お、穴掘り進んでるんだな~と。
最後のせりふと「恩讐の彼方へ」という題とで、ストーリーは補填できた気がします。
割といい話のような気もするので、暗転減らすとかの工夫すればいいのにな~。
二幕目は今回のお目当て『船弁慶』でございます。
以前、博多座で某御曹司の「船弁慶」を見たときは
様式美を楽しむ演目なの?ってくらいで、感動どころかあんまり興味を持てなかったので
ちゃんとした「船弁慶」を見たいなって思ってね。
愛之助さんの弁慶、翫雀さんの義経、ふんふんよしよし。
で、染ちゃんの静が登場。
ほぅ。。。
美しいではないか。
そもそもが「能」なので、顔も所作も制限がある中
可憐さとか義経に対する想いとかが伝わってきて、ほろっときたね~。
顔は能面のつくりなのに、美しく見えるって、、、所作なのかな~。
最近おっさん化が進んでいるので見習わないけんね。
そして知盛の怨霊になって再登場。
静と同じ人が演じているとは思えないくらい体の大きさが違う。
義経に対する執着もすごく伝わってきて涙してしまったよぅ。
そうか~「船弁慶」つーのはこういう演目だったのだな。
染ちゃんも回復して本当によかったよぅ。
三幕目は外連味たっぷりの『鯉つかみ』
楽しめました♪
個人的には壱太郎くんの可憐な若女形っぷりに目が奪われちゃった。
踊っても動いても裾の形がずっときれいだな~とか
愛之助さんと並んでつりあうように膝を随分折ってるんだろうな~とか
後で思い返してもしっかりした女形っぷり。
いいねいいね~。
今後が楽しみです♪
あ、愛之助さんも大奮闘でがんばってますし
そのうち歌舞伎を見てみたいって思っている人にもオススメの演目ですよ!
こんなところにもくまモンが!
録画していた俳優際をみていたら、くまモン、歌舞伎座の舞台にも立ってるんですね!
15周年を迎えた博多座
これからもずっとずっと博多座でお芝居をみたいので
みんな博多座に来ちゃって~ん!!