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京都謹製

2010年10月31日 22時09分04秒 | 京都
今夜の京都謹製、限定醸造です。
たいへん美味しくいただきました!




昔から和菓子とかの箱には、謹製(きんせい)と書かれていましたね

謹は、つつしむ、気をつける、みずからいましめる、重々しくする、きびしくする、真面目にやる…とかの意味があります。謹賀新年の謹賀は『つつしんでお祝いする』事なのです。謹(つつし)んでお詫びします、とかね、謹慎(きんしん)とかね

だから、謹製とは誠実に真心こめてつくらせていただきました、どうぞ召し上がって下さい(愛用して下さい)との挨拶なのです

●さてさて、東福寺の北斗七星の庭です。

50mmなので、残念ながら全体像は入りません。。





月子さんが言われたように、おトイレの建築資材の廃物利用で造られたものです。
お寺なので、東司(とうす)ですが、ここのおトイレは、重要文化財に指定された筋金入りの東司です。

その、建築の石材の切れっ端を、お庭に打ち建てたのがこの北斗七星です。。




↑ これが、北斗の大ヒシャクの口ですね!






●と、このように、ガイドブックに載るものばかりを見に行ったのでなかったもので。。

皆さん、覚えていていただけるでしょうか、今回のテーマは『美の脇役』です。




↑ 京都御所でも、こんなのばかり。。

↓ 東福寺では、手すりに魅せられたわたくし。



こんな細工、誰一人も注視しないでしょうに、この、執念ともいえる精密な彫金に心奪われました。