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点滅曲導付点滅万華鏡芯銀冠先紅点滅

2010年10月08日 22時02分32秒 | 日常
昇曲導四重芯変化菊




↑ 昇曲導とは、昇りながらパッパッと小さく開いていく『小花』のことです。

変化菊は、読んで字のごとし、開きながら変わっていく菊の形と色を楽しむものですね。。

四重芯とは、芯の周りを囲む四重の色違いの輪です。


さてお立ち会い!

先般にアップした審査基準玉(10号玉)の昇曲導付八重芯変化菊



これが、何故に八重(やえ)なのか、、、
本日、本屋で立ち読みをして分かりました。

先ずは基本の芯、これがすべての核心となります。
昔々は、一重(ひとえ)の花輪が精一杯だったのですが、ある時、すごい名人が現れて二重の花火を打ち上げたのだそうです。

こりゃものすごい!  ってことで、複数の輪、って意味で八重の花火と名付けたのだそうです。
誰一人として、これ以上は想像できなかったのでしょう。

ところが、知恵と工夫で三重ができちゃった、仕方なく?それは三重(みえ)としたのですが、
さて困ったのが、すでに八重として定着していた二重(ふたえ)の花火。

ま、擦った揉んだは有ったかもしれませんが、(たぶん)革新的な二重を開発したパイオニアの花火師に敬意を表して、八重として名を残したのではないかと。

だからこそ、この八重が審査基準になった、オーソドックスだけどシンプルな美の極地が、そこにあると思いませんか?




さて、早くアップしなくちゃ、もう真っ赤のはずの?コキアの丘。



ちょっと早かった、でも抜群の好天でした!





太平洋はすぐそこです。





あっ、今日の題字、点滅曲導付点滅万華鏡芯銀冠先紅点滅です。

この花火の名前のことは、玉名(ぎょくめい)って言うのだそうです。。