スナップ写部ログ

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桜のいのち庭のこころ

2013年03月26日 23時06分10秒 | 音楽~映画~本
今月の満月は、3月27日の18時27分です。

(東京の)月の出は17時58分ですから、昇り初めて、見えた瞬間には満月なのですよ!

●今日のお勧め本

『桜のいのち庭のこころ』筑摩書房~ちくま文庫

~お話しは佐野藤右衛門さん、聞き書きは塩野米松さんです。



ここに書いてあります、佐野さんは、京都御室の植木屋さんです。代々引き継いだ彼は16代目です。

『今年咲く花の発芽は、前年の盆ごろにはできているんです。花が咲くのは、桜の一年間の最後の仕事なんですわ。そして、花を散らして初めて芽が出て一年間の営みが始まるんです。』

~そうなんですね!!桜の花が散るのは、ちっとも惜しい事ではないのです。

『前の年の夏の気候の影響は大きいです。…夏が二年間続いて暑かった年は、桜も自分でバランスをとっていかないかんから早めに葉を落としたりしますわね。』

~昨夏ってどうだったかな?皆さん覚えてますか?私は、喉元すぎて忘れました…

『北のほうへいくとまた変わりますけど、京都あたりだと、だいたい満月に向かって咲いていきますわね。平成七年は、四月の一日が十五夜でしたな。そこを目指して、ぐうーっと咲いて、それで一気に春になりました。』

~今年も、満月に向かって一気に春になりましたね!!

『気象条件が異変とか異常とかいうのは、人間がそのときどきに自分の勝手なことを言うているだけやと思いますな。天候を決めているのは、そのときそのときの日と月と雲の流れですわ。』

『今は人間が日本の自然を無茶苦茶にしているから、桜も減りつつあります。…まず鳥がおって…昆虫類がおって…地面の虫、微生物、そのほかもろもろのもの、これらみんなが作用して成り立っておるわけです。それを今は人間が虫を追い払わずに、殺すんですわ。』

…環境的にはドンドン追い込んでいってるのに、今の季節、桜の花だけは咲いてほしい!とは、あまりに身勝手なのですね。

『木は四方に枝を張った先のところの、ちょうど真下まで根が張っているんです。だいたいそこから栄養分を吸うんですわ。真ん中の幹に近い太い根は木を支えるために肥っていくんです。この太い根から養分はとっていないんです。先のほうから、先のほうからとっている。それで、根が伸びていくのに応じて、枝葉も伸びていって、それがだんだん重たくなってくると、根がまた肥っていくんですわな。大地に根を張るというのは、そういうことなんです。
それを勘違いして、根本に栄養分をやるから、木が根を伸ばさんわけですわ。必要がないから、すぐそばから栄養が吸えるもんやから。栄養があるもんやから頭ばかり伸びるんですわ。』

『…お寺の本堂の周辺部には、必ず大きな銀杏があったもんです。銀杏というのは火止めをするんです。あの木は火が来ると水を吹くというんですわ。』

…今日、紹介した内容は、ごく一部ですから、本屋さんで筑摩書房~ちくま文庫さんのコーナーを見つけたらさがしてみたらいかがでしょう?

注:佐野さんの言う『桜』は、ソメイヨシノを除いた日本古来の品種の話です。京都の八坂神社のとなり、円山公園の真ん中にある、もっとも認知度が高い『祇園枝垂桜』は、佐野さんの先代が苗木から育てて植えた名木です。

●実は、ふくやぎが佐野さんを知ったのは1990年、この雑誌でした。



『桜守』と呼ばれる佐野さんのお話では、桜が弱る原因は無関心と過保護だとか。
開花時だけ騒ぎ、後の三百数十日は放置し、手入れをしない。
過保護なら、手入れをするとなれば必要以上にしてしまう。例えば「しだれ桜」は、若木のうちから支柱を付けると、自立が出来ないダメ桜になるとか。大枝になってからで良いそうです。桜の手入れは《花の無い時期にちょっとだけ気にする》のが極意だそうです。

佐野さんの話では『桜が最も美しいのは夜明け時』…朝日が、露に光る一瞬です。
京都で十六代続く植木屋の親方の話です。
夜が開けた瞬間です。京都まで見に行きたくなりませんか?

●コンデジで撮った京都大覚寺の桜です。以前、このブログにアップしたものですが。。

計画だけは毎年立てているふくやぎですが。。



んでは。。

あっ! 佐野さんの植藤造園のサイトです ⇒ 植藤造園




登川誠仁さん

2013年03月21日 22時58分38秒 | 音楽~映画~本
鎌倉2012、江ノ電・極楽寺駅から歩きだして、切通しを抜けての長谷駅付近です。









有っても二両なのでアッという間に。。



かなりのギリギリのスペースですね(汗)



途中には、坂の上から海までスコーンと見通せるポイントがあります。



ここも、結構に有名スポットですね。



●今日の新聞に、登川誠仁さんの訃報が載っていましたのでCDをひっぱり出してきて聴いています。



 プロフィール ⇒ 登川誠仁さん

もう遅くなったので、また明日、車で聴こうっと!
正直言うと、歌詞が分かりません。沖縄の言葉。。

でも、サンシンが良い感じです~♪

御霊神社~鎌倉2012

2013年03月13日 22時59分46秒 | 旅行
えーと、星の井を過ぎて間もなく、超有名スポットの御霊神社に着きました。

1、誰でも撮る感じで・・



2、江ノ電はノンビリ通過します。



3、っていうか、ここを飛ばすと危ない。。



4、何両だったか。。



5、また静かな風景に戻ります。



6、踏切が開いたので行ってみましょう。



7、このトンネルの出口が写真スポットです。紫陽花の咲くころはすごいらしい。。



8、



9、



10、長谷駅。江ノ電の様子は次回にて~



注:今回は、新月&荒天で月の写真はありません~

●あっ! 多分、アップし忘れの真壁の。



昭和19年って、敗戦の前年ですね。。

では、、、

真壁のひな祭り~2013

2013年03月08日 22時11分22秒 | 月・星・空
6日の月です。



7日の月です。



8日の月です♪



●真壁のひな祭り~2013、今回で終わりでーす!

1、震災の影響は残っています。。



2、



3、年輪あり・・



4、ちい散歩も訪れた肉屋さん。



5、結構な行列でした~



6、揚げたてコロッケ、いただきまーす!



7、前日のTVの影響ですね。。



8、靴ひとすじ50年だそうです。



9、



10、



11、



12、あそびごころです。



13、コンデションは。。



14、これ、絶対に雨漏りするよね。。



15、毎度お馴染みのかぐや姫に会いに行きました。



16、ここの家は、これだけ ↑↓ いつも玄関に飾ってあります。
  当家のかぐや姫はどんなかたかな。。?



17、



18、花咲じいに会う。



19、



20、冒頭の酒蔵です。



21、



22、雪が残っていた!!



23、ギターライブは間に合わず。。



24、



25、さすが酒蔵、日本酒です。



26、ここで琴の生演奏、あかりをつけましょぼんぼりに。。。♪



27、なんの機械だろ。。



28、



29、落ちた瓦が山積みでした。。



30、ものすごい量ですね。。



31、酒蔵の名前、村井醸造さんでした。



では、次回はやっと鎌倉に。。

今朝の半月

2013年03月05日 22時50分36秒 | 月・星・空
27日の月です。



28日の月です。



2日の月です。



3日の朝月です。



5日の朝の半月です♪



●さて、ひな祭りは過ぎてしまったのですが、真壁のひな祭りです。

1、時代の割には?きれいですよねぇ!



2、この家は名所です。



3、当家の歴史。



4、土地の名士でもあったのでしょう。



5、別の建物ですが。。



6、はげしい損壊です。



7、生花店のお雛様。すたさんも撮っていましたね。



8、皆さん撮っていました。



9、入江さん。



10、かなり凝った造作です。



11、わんちゃんも大コーフン!



12、



13、



14、ここは直っていました。



15、雰囲気あるー!



16、きれいに直してあった井戸ポンプ。



17、



18、



19、



20、ホワイトバランスの勉強、これは太陽光です。



21、これは電球色。



22、これはオート。一番に見た目に近いですが、やっぱり気に入ったのは太陽光でした。



23、恒例の階段雛。



24、



25、



26、



27、復興が始まった街。



28、



29、古いけど古びていない。。



30、



31、



32、



33、



34、木の猫です。欲しかった♪



ポツリポツリですが、次回で終わります。
そのあと鎌倉、その後は春の風景をお届けする予定です♪

ブログ訪問は明日から。。