遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

雨 蛙

2022-06-12 16:18:41 | 日記

令和4年6月12日(日)

雨 蛙 : 青蛙、森青蛙

アマガエル科の一種で、木の枝や葉の上に止まっている

体長4cmくらいの、青い小さな蛙のこと。

自体の色は葉の上にいる葉の色だが、場所に依り木の枝や

地上に移った時の茶色などに忽ち変化する。

擬態(ある物に似せ、様々に変化させる。保護色)する。

アマガエルの体長は2~5cm位だが、通常は雌の方が

大きく、雄は4cm以下。

雨模様の時によく鳴くことからこの名がある。殊に夕立

が来る前に「キャクキャクキャク」とよく鳴くという。

尚、森青蛙(モリアオガエル)は樹上で産卵する。

アマガエルは肉食性で、小さな昆虫(クモ、ハエ等)を

捕食する。動いている物に反応し、死んだ虫は食べない。

夜間には民家の近くにも現れ、灯りに集まる虫を捕食。

天敵は、鳥や蛇、鼬、狸等に加えて、大型の蛙や肉食の

魚(ナマズ、雷魚等)にも狙われる。

 

雨蛙は他の蛙と違いあまり人を恐れず、里山や人里近く

に生息し、子供達の恰好の遊び相手となる。

一宮市に住む娘の子等が小学生の頃(孫)、近くの水田

等で雨蛙を見つけ、掌に乗せてはよく遊んで居た。

この孫達も大学生(男子)、高校生(女子)となって、

部活等が忙しいとあまり寄り付かなくなった。

都会に住む息子の子等も中学生、小学高学年となり、

それぞれ、スポーツやダンスと忙しそうだ。

嬉しくもあり、淋しくも在り、、、、、。

 

今日の1句

吾と居て葉っぱの上の雨蛙   ヤギ爺