遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

合歓の花

2022-06-13 16:48:06 | 日記

令和4年6月13日(月)

合歓の花 : ねぶの花、ねむり木

マメ科の落葉小高木で、高さは10mにも達する。

葉は互生し、細かい複葉が鳥の羽のようにつき、夜

間に小葉が閉じて垂れて、眠るように見えるので、

この名がある。小葉は10~20対。

6~7月頃、長い雄蕊は多数に割れて薄紅色の花が

枝先に集まって咲く。紅刷毛に似てとても美しい。

花弁は目立たず、莢(さや)は長楕円形。

 

名古屋港の埠頭公園にある合歓の木が開花し始めた。

生い茂る枝葉の先に、葉を押しのけるように扇形の

花が彼方此方から覗いていた。

やがて、上部一面がこの花で覆われるであろう、、、

先日の雨に濡れた舗道にも、合歓の花が落ちていた。

上の方が淡い紅色、中ほどは白、下部は薄黄緑色の

細長い莢に包まれる。

満開の頃には、舞扇を樹木の上部一面に広げた様で、

とても美しい景となる、、、、。

 

名古屋近郊では、鶴舞公園や白鳥庭園等でもそろそろ

見頃を迎え、吟行の脚を止めるであろうか、、、、。

鶴舞公園、

白鳥庭園、

 

今日の1句

朝ぼらけ目覚め優しき合歓の花   ヤギ爺