遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

青 梅

2020-05-24 16:38:49 | 日記

令和2年5月24日(日)

青 梅 : 梅の実

梅雨に入る頃、梅の実が太り始める。

5、6月に、梅の実は急速に育つ。

固く締まった青い実は酸味が強い、青梅の内に

落して梅干しにしたり、梅酒をつくる。

黄色く熟したものは「実梅」といい、砂糖で煮

て食べるのは「煮梅」である。

粒が大きいのが豊後梅で、信濃梅、甲州梅は

小粒である。

「梅雨」という言葉は、陰暦の五月雨の頃に

梅の実が熟するので、この名がある。

亦、青梅、青柿等の、青の字を頭に使う言葉

は、全て熟していない実のことである。

梅はその用途が青いうちにあるので「実梅」

よりも「青梅」の方が本来の言葉としては、

正しいのかもしれない。

梅干しと言えば、条件反射で生唾がわく。

その酸っぱさの所為である。

青梅はもっと酸っぱく、塩を付けて食べたり

するが、時に腹痛や下痢を起こすので注意が

必要である。

 

名古屋市の徳川園は、5月21日から再開園

をした。 緊急事態宣言解除によるもの。

昨年の今頃(5月15日)、吟行で訪れた。

園内を散策していると、梅の木の剪定が行わ

れていた。青梅が枝ごと路上に落ち、、、、

許可を得て、句仲間が拾い集めていた。

 

杜若、アヤメ等これから見頃を迎える、、、

近い内に、ぜひ出かけてみたい、、、、、

 

今日の1句

青梅落つ目線の先の鴉かな     ヤギ爺