遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

山菜をいただく

2020-05-22 16:01:18 | 日記

令和2年5月22日(金)

山菜をいただいた

昨日、隣人より山菜をいただいた。

緊急事態宣言により、外出自粛を余儀なくされて

いたのが解除になり、やっと飛騨高山の親戚の家

を訪れたという。 何時もなら毎年春休みの間に

帰郷していた様である。

久しぶりに訪れる高山は人も疎らであった。

早速、家の裏山に入り、新緑を抜けると何時もの

里山の風景、、日当たりの斜面には蕨が育ちすぎ

て丈も60cm程、茎も太く堅そう、、、、

それでも未だ食べ頃の物もあり、摘み取っていく。

下りに入ると、虎杖が見つかる。

これも長いのは1m位あり、茎は太く竹の様な節

がある。中に未だ60cm位のものを探し摘み取る。

私が頂いた物は、いづれも灰汁抜きがして在り、

直にも調理できる様なもの。(調理はカミさん)

 

蕨(わらび)

山菜の王様で、山地の日当たりの良い場所に群生する。

コバノイシカグマ科のシダ類。

地中の根茎から、こぶし状に巻いた新葉を出す。

これを早蕨(さわらび)と言う。葉は疎らに出て葉柄

は黄緑色でなめらかである。

アクが強く苦みが在るので、灰汁抜きが必要。

茹でて二杯酢、椀物、煮物、蕨飯、天婦羅等に。

 

虎杖(いたどり)

山野の何処にでも自生する。 タデ科の多年草。

高さは、此処高山地方では1m位だが、北海道、

東北地方では3m位に、、オオイタドリという。

茎には竹の様な赤い節があり、卵形の尖った葉

を生じる。 夏には白い穂状の花を付ける。

皮を剥き、灰汁抜きをし二杯酢、酢味噌和えで。

今日の1句

虎杖を噛み故郷を懐かしぶ     ヤギ爺