令和2年5月19日(火)
豆の飯
莢から取り出したえんどう豆(蚕豆、枝豆)を
炊き込み、薄い塩味を効かせたご飯。
豆の緑とご飯の白さが対照的で、季節のものと
して趣が深い。
如何にも季節の料理の代表の様な色彩である。
莢豌豆 : えんどう豆
マメ科の一、二年生蔓草。
白花系は莢(さや)が柔らかく、莢豌豆や
グリーンピースとして栽培される。
莢如茹でたり、緑色の豆をご飯に炊き込ん
だりする。
紅花系は莢が硬く、豆をとる。
今日の1句(俳人の名句)
豆飯を喰ぶとき親子つながりて 細見 綾子
豆の飯は大人は勿論のこと、特に子供には喜ば
れる。子供と共に味わう豆ご飯は、夕餉の楽し
い状景が浮かんで来る。
白いご飯と豆の緑が食欲をそそる。